【AJCC】斤量差を生かしたいマイネルフロスト

21日、日曜中山11レース・アメリカジョッキーCC(G2)の追い切りが美浦トレセンにて行われた。

前走、中山金杯6着のマイネルフロスト(牡4、美浦・高木登厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.5-53.4-38.3-12.9秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「前走は能力的には何とかやってくれるかと思っていましたが、久々がどうかだけでした。久々は本来の動きと比べてもうひとつというタイプですが、前走もやはりそういう感じでしたね。1回使ったことで動きが素軽くなっていますし、中間も順調にきています。先週から本格的な調教を始めてジョッキーに具合を確かめてもらいましたが、1回使って全然違うと言っていました。

今週は終いの反応を確かめる程度でしたが、動きも良く前走のときよりも状態は良いと思います。今は折り合いもつきますし、競馬が上手なタイプなのでコース条件もこなしてくれると思います。好メンバーが揃っていますが、斤量差もあるので少しでも食らいついていきたいですね」

マイネルフロスト

前走、万葉S4着のショウナンラグーン(牡4、美浦・大久洋厩舎)は、吉田豊騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.0-65.8-51.0-37.0-12.1秒をマークした。

【吉田豊騎手のコメント】
「前走は、道中も良い感じで運べましたし直線も上手く捌けて届くかと思いましたが、最後は少し届きませんでした。前走は久々で少し体が増えていましたし、今回も冬場でなかなか絞れませんが、中2週でもしっかり稽古をやっていることで少しは絞れてくれればと思っています。今週の稽古でも、相手に併せていくときの動きは前走時よりも良くなっています。

距離は短くなりますが、2200なので問題ありません。今回は頭数も多いですし、直線の短い中山コースなので、あまり後ろからでは厳しいですからね。上手く潜り込んで中団くらいから運べればと思っています。去年までは同世代とだけ走っていましたが、今年からは強い古馬との対戦になりますし頑張ってもらいたいです」

ショウナンラグーン