【シルクロードS】セイコーライコウはレースに合わせた調整に終始

28日、日曜京都11レース・シルクロードS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ラピスラズリS3着のセイコーライコウ(牡8、美浦・鈴木康厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F59.5-41.9-27.8-14.0秒をマークした。

【鈴木康弘調教師のコメント】
「前走は3着でしたが、斤量が58キロだったことを考えると評価できる内容だったと思います。レース後もカイバをよく食べて順調にきましたし、ゆるめることなく坂路で調教メニューを消化してきました。

今日は馬場が悪かったので、前日に予定していたよりも加減した稽古内容にしました。考えていた通りの時計が出ましたし、輸送もあるのでこのくらいでちょうど良いと思います。屈腱炎で長期休養をしていた分、8歳になった今でも頑張ってくれているのではないかと思っています。

今の京都の芝は前残りが多いような感じがしますけど、追い込み切れないわけではないと思っています。先週は、重賞でゴールデンナンバーが僅差で負けてしまいましたが、幸いにも2週連続で重賞を使わせてもらえますからね。私も定年まであと1ヶ月くらいですが、今はまだ静かな気持ちで競馬を見ていられますし、今までと変わらない感じでセイコーライコウをレースに送り出してあげたいと思っています」

セイコーライコウ

セイコーライコウ