【阪神大賞典】まさに横綱相撲!ゴールドシップ貫禄の3連覇

3月22日(日)、1回阪神8日目11Rで第63回阪神大賞典(G2)(芝3000m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・ゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:05.9(良)。

2着には1馬身1/4差で7番人気・デニムアンドルビー(牝5、栗東・角居厩舎)、3着には3馬身差で2番人気・ラストインパクト(牡5、栗東・松田博厩舎)が続いて入線した。

スタートからスズカデヴィアスとメイショウカドマツが熾烈な先手争いを繰り広げ、最終的にはスズカデヴィアスがハナへ。離れた3番手以下はラブリーデイ、フーラブライドと続き、ゴールドシップは中団からレースを展開。その直後にデニムアンドルビーが控える形となった。1周目のゴール板を通過したところでようやくペースが緩み、各馬は一団となって2周目に突入。
ゴールドシップは向正面から早めに進出を開始し、3コーナー付近では早くも前を射程圏内に捉えると、直線入り口で堂々と先頭へ。最後はマークする形で懸命に食らいつくデニムアンドルビーをもう一度突き放して優勝。

勝ったゴールドシップは阪神大賞典3連覇を達成し、重賞はG1タイトル5つを含む10勝目。今年初戦となったアメリカJCCではスローペースに苦しみよもやの7着に敗れたが、ここまで(5-1-0-0)と最も得意とする阪神コースで鮮やかな変わり身。メンバー中、唯一のG1馬として力の違いを大いに見せつけた。

馬主は合同会社小林英一ホールディングス、生産者は日高町の出口牧場。馬名の意味由来は「黄金の船。父名より連想」。

阪神大賞典の結果・払戻金はコチラ⇒

ゴールドシップ
(牡6、栗東・須貝尚厩舎)
父:ステイゴールド
母:ポイントフラッグ
母父:メジロマックイーン
通算成績:24戦12勝
重賞勝利:
13~14年宝塚記念(G1)
12年有馬記念(G1)
12年菊花賞(G1)
12年皐月賞(G1)
13~15年阪神大賞典(G2)
12年神戸新聞杯(G2)
12年共同通信杯(G3)

ゴールドシップ

ゴールドシップ

ゴールドシップ

ゴールドシップ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。