【日経賞】復権期す一昨年の覇者フェノーメノら12頭が登録

3月28日(土)、3回中山1日目に行われる第63回 日経賞(G2)(4歳上 国際 指定 別定 芝2500m)の特別登録馬12頭が発表された。

春の天皇賞3連覇を目指すフェノーメノが今年もここから始動する。昨年秋は天皇賞14着、ジャパンC8着、有馬記念10着と大敗続き。ただ、天皇賞は0秒7差、有馬記念も0秒4差と着順ほど負けておらず、不完全燃焼の感が強いだけに、ここで復活の狼煙を上げておきたい。

フェノーメノとは対照的に、昨年秋からグングン力を付けてきたクリールカイザー。全6勝中、5勝が中山コース。相性の良さを武器に2つ目の重賞Vへ。

アドマイヤデウスはダービー以来となった日経新春杯で重賞初勝利。ややメンバーに恵まれた印象も、昨春のクラシックでは差のないところで踏みとどまっていて、ここは試金石の一戦となる。

神戸新聞杯、菊花賞でともに差のない2着だったサウンズオブアースも当然ながら今年の飛躍が期待される一頭。まずはひとつ重賞タイトルを手にしたい。

他では、昨年の京都大賞典2着馬タマモベストプレイ、距離を延ばしてひと皮剥けたステラウインド、一昨年のエリザベス女王杯4着馬で、今回と同じ中山2500mを勝って牡馬に挑む紅一点トーセンアルニカ、そして忘れてはいけない昨年の覇者ウインバリアシオン。春の盾へ向けて興味深いメンバーが揃った。登録馬は以下の通り。

アドマイヤデウス 56
ウインバリアシオン 57
クリールカイザー 57
サウンズオブアース 55
ステラウインド 56
タマモベストプレイ 56
トーセンアルニカ 54
フェノーメノ 58
フラガラッハ 56
ホッコーブレーヴ 56

マイネルメダリスト 57
ラブイズブーシェ 56

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