ディープインパクトの甥・リルダヴァルが屈腱炎発症で引退へ

【マイルCS】本番でこそ真価を発揮する馬も？持続力血統にも注目！

提供：重賞トレンドジャッジ
4月5日に行われるダービー卿CT(G3)に出走を予定していたリルダヴァル(牡8、栗東・池江寿厩舎)は3月29日の調教後に右前脚の膝ウラに腫れが見られ、検査した結果、屈腱炎が発症していることが発覚。完治まで長時間を要することや年齢を踏まえた上で、引退することとなった。

リルダヴァルは叔父にディープインパクトのいる血統。デビューから2連勝を飾り、華々しいスタートを切るもその後骨折。6ヶ月の休養を挟み、NHKマイルCでは3着に入るなど世代の中心としても存在感を発揮。古馬になった後も重賞で3度の3着があり、タイトルが手に届くところまで来ていたが、無念の形でのリタイアとなった。

馬主は(有)サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「伝説の島アヴァロン島と考えられている仏ブルターニュ地方にある島」。JRA通算獲得賞金額は2億3059万9000円(付加賞含む)。

リルダヴァル
(牡8、栗東・池江厩舎)
父：アグネスタキオン
母：ヴェイルオブアヴァロン
母父：Thunder Gulch
通算成績：38戦6勝

リルダヴァル

▲最後の勝利となった13年の都大路S