【NZT】コース経験アリのグランシルク「時計勝負でもやれる」

8日、土曜中山11レース・ニュージーランドT(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、アーリントンC10着のナイトフォックス(牡3、美浦・大竹厩舎)は、田中勝春騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.7-67.5-52.9-38.4-13.4秒をマークした。

【大竹正博調教師のコメント】
「今日の追い切りは、田中勝春騎手に乗ってもらいました。動きは前走以上にシャープでした。前走は緩さを残した状態でレースに向かいましたが、不甲斐ない結果に終わってしまいました。そのときとは状態が違いますし、今回は挽回できると思います」


前走、3歳500万下(3/15・中山・芝1600)1着のグランシルク(牡3、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.0-53.9-39.8-13.3秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「今日の追い切り時計はそれほど速くありませんが、レース間隔もそれほどあいていませんし反応だけを見る感じでやりましたからね。リズム良く走れていましたし、反応も良かったです。馬っぷりが良いですけど、まだ未完成なところもありますしこれから本格化してくると思います。中山芝のマイルは経験していますし、前走の勝ち時計もまずまずだったので時計勝負になっても十分やれると思っています」

グランシルク

▲鋭い脚さばきで併せ馬のパートナーに先着したグランシルク


前走、ファルコンS12着のビヨンジオール(牡3、美浦・的場厩舎)は、野中悠太郎騎手を背に(レースでは横山典弘騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F67.1-52.9-39.3-14.0秒をマークした。

【塚尾助手のコメント】
「前走は、タフな馬場が合わなかったのかもしれませんね。良馬場が理想ですけど、中山では2勝していますしコース替わりはプラスです。今回はマイルに延びますが、後ろから溜める競馬をする馬なので、距離も問題ないでしょう。この中間はテンションが上がらないように調整してきました。好調をキープ出来ていますし、あとはジョッキーにお任せします」