【阪神牝馬S】重賞初挑戦カフェブリリアントが3連勝で姉妹制覇

4月11日(土)、2回阪神5日目11Rで第58回阪神牝馬S(G2)(芝1400m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の4番人気・カフェブリリアント(牝5、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.1(稍重)。

2着にはクビ差で7番人気・ベルルミエール(牝4、栗東・高橋亮厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・ウリウリ(牝5、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたスマートレイアー(牝5、栗東・大久龍厩舎)は4着に敗れた。

好発を切ったベルルミエールがハナをうかがうが、内からバーバラが主張。これに差がなくフォーエバーモア、カフェブリリアント、マコトナワラタナ、ダンスアミーガらが追走し、メイショウマンボは中団少し前、スマートレイアーは後方4~5番手から徐々にポジションを上げていく。
直線に入ってベルルミエールが早めに先頭。楽な手応えでカフェブリリアントが迫り、直線半ばで一騎打ち。内でベルルミエールが抵抗するも、最後にひと伸びしたカフェブリリアントが優勝。馬群を縫って伸びたウリウリが3着、連覇を狙ったスマートレイアーは4着。4コーナーでは好位まで上がってきていたメイショウマンボは直線伸び切れずに13着と敗れた。

勝ったカフェブリリアントは一昨年の勝馬サウンドオブハートを姉に持つ血統で、姉妹制覇を達成。2012年11月に松山康久厩舎からデビューし、翌年8月に初勝利。その後は善戦こそするがなかなか勝ち切れず、頭角を現したのは松山康調教師の定年に伴う転厩で堀厩舎に移籍してから。昨年暮れに1000万、2月に準オープンを連勝し、ここは重賞初挑戦で見事に3連勝を飾った。
馬主は西川光一氏、生産者は新ひだか町のタイヘイ牧場。馬名の意味由来は「冠名+光り輝く。勝利の栄光に輝けるよう」。

阪神牝馬Sの結果・払戻金はコチラ⇒

カフェブリリアント
(牝5、美浦・堀厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:シンメイミネルバ
母父:Caerleon
通算成績:16戦6勝
重賞勝利:15年阪神牝馬S(G2)

カフェブリリアント

カフェブリリアント

カフェブリリアント

カフェブリリアント

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。