【青葉賞】名伯楽最後のダービーへ レーヴミストラル3連勝!

5月2日(土)、2回東京3日目11Rで第22回青葉賞(G2)(芝2400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・レーヴミストラル(牡3、栗東・松田博厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:26.9(良)。

2着には半馬身差で4番人気・タンタアレグリア(牡3、美浦・国枝厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・ヴェラヴァルスター(牡3、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

ほぼ揃ったスタートからミュゼダルタニアンが出方をうかがうが、大外からトーセンスパンキーがハナを主張。センチュリオン、スモークフリー、ストレンジクォーク、ミュゼダルタニアンらが先団を形成する。ブラックバゴはやや行きたがる素振りを見せて中団から、それをマークするようにレーヴミストラルが追走。カカドゥは離れた最後方からレースを進める。
直線入り口ではセンチュリオンが先頭に立つが、内からミュゼダルタニアン、真ん中からタンタアレグリア、ヴェラヴァルスターが迫り、外からスムーズに上がってきたレーヴミストラルも加わる。
激しい叩き合いの末、レーヴミストラル内側の各馬をねじ伏せるようにゴール。3連勝でダービーへ名乗りを上げた。
2着はタンタアレグリアが踏ん張り、上位2頭が5月31日に行われる日本ダービー(G1)の優先出走権を獲得した。

勝ったレーヴミストラルは兄姉にレーヴダムール、アプレザンレーヴ、レーヴディソールら活躍馬がズラリと並ぶ良血。アプレザンレーヴは2009年のこのレースを勝っていて兄弟制覇となった。また、管理する松田博資調教師は来年2月に引退を迎え、最後のダービー挑戦となる。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「夢(仏)+見事な(プロヴァンサル語)」。

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レーヴミストラル
(牡3、栗東・松田博厩舎)
父:キングカメハメハ
母:レーヴドスカー
母父:Highest Honor
通算成績:5戦3勝
重賞勝利:15年青葉賞(G2)

レーヴミストラル

レーヴミストラル

レーヴミストラル

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