レッツゴードンキ制御苦しみ10着 初めて馬券圏内を外す

●5月24日(日)、2回東京10日目11Rで第76回オークス(G1)(芝2400m)

桜花賞馬レッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田智厩舎)は10着敗退。2冠の夢はもろくも潰えてしまった。絶好枠と見られた1番枠からの発走だったが、シングウィズジョイに先手をとられると、外枠各馬の主張に内で閉じ込められる格好に。終始、折り合いにも苦しんだ様子で直線ではスペースがあったものの、脚色の差は歴然。余力は尽きてしまった。

「馬の後ろに入れることは出来ましたが、力んで、力んで走っていましたね。行く気ではいましたが、桜花賞のときほど良いスタートが切れませんでした。デキは前走より凄かったと思います。自分のリズムで走ることができれば距離は大丈夫かと思いますが、現状では気が勝っていますから……」と岩田康誠騎手は肩を落とした。

鮮やかな勝ちっぷりをみせた桜花賞から一転、初めて馬券圏内を外しただけでなく、フタ桁着順の惨敗に。今後のレース選択も含めて、秋の動向には注目が集まりそうだ。