トピックスTopics
これは驚き、インカンテーションの逃げ 力強い勝利だ!
2015/5/26(火)
15年5月23日(土)3回京都9日目11R 第22回平安S(G3)(ダ1900m)
インカンテーション
(牡5、栗東・羽月厩舎)
父:シニスターミニスター
母:オリジナルスピン
母父:Machiavellian
平安Sの結果・払戻金はコチラ⇒
すっとクリノスターオーが逃げた。《ああ、自分の形に持っていけた》と思った最初のカーヴ。次の瞬間にTVの画面が替わった途端に、内から先頭に立って行くインカンテーションが写りだされる。コーナーワークで先手を取っていったインカンテーション。結局はそのままクリノスターオーの追撃を抑えての完勝となった。
馬体も増えて、さらにパワーアップしたインカンテーション。逃げの手に出た作戦は、何と3歳の2勝目を挙げた時以来の事。思いっきりのいい騎乗で強気の競馬をした内田博J。秋にコパノリッキー、いや6月末には、帝王賞で日本ダート王者のホッコータルマエとの戦いが待っている。新しい武器をも加えて、ダート路線は俄然に面白くなってきた。
1000m通過が1.00.8である。これは、このクラスではかなり遅い流れだ。2番手のクリノスターオーも悪くない流れと思っていただろう。惜しむらくは、4角手前あたりでズブさを出していた点だろうか。《あそこでインカンテーションにもっと肉薄して行けてたら》は後で言うこと。あそこが勝負どころだったのだけは間違いないはずだ。
3着ローマンレジェンドは、ジワジワと詰めたが、クビ差の3着は58キロの斤量も微妙に影響か。ナムラビクターはやはり難しい馬なのであろう。稽古は今回、スムーズに出来たと思ってはいたのだが、道中とかイロイロとある様だ。アジアエクスプレスは好位でのレースを選択した様子。だがこの流れでは、終いがなくなってしまうのかも。この馬も、ちと難しい感じである。やはりマイル前後が一番なのかも知れない。ドコフクカゼはいい脚を使うが、やはり外々を廻ってくる馬には流れが不向き。
何と言っても、このレースはインカンテーションに始まって終わった。内田博Jのしてやったりの競馬であった、そんな印象であった。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2026/1/11(日) 【フェアリーS】春の大舞台へ視界良好!ブラックチャリスが重賞初制覇!
- 2026/1/11(日) 【シンザン記念】アーモンドアイも合致!「前走マイル組」×「東京実績」から導き出される1頭とは?
- 2026/1/10(土) 【シンザン記念】この舞台でこそ真価を発揮!経験値×先行力が導く伏兵に注目!
- 2026/1/10(土) 【フェアリーS】信頼すべきは名馬が紡ぐ能力の証、若き完成度
- 2026/1/10(土) 【フェアリーS】1番人気は11連敗中!荒れるレースの主役候補にあの血統が浮上する!?
- 2026/1/9(金) JRA賞の重み。【高田潤コラム】
- 2026/1/9(金) 【フェアリーS】桜舞台への切符争い、主役は“ふっくら乙女”!?
- 2026/1/9(金) 【シンザン記念】大波乱の再現なるか!?他場との比較で浮き彫りになった「逃げ馬不振」の理由と推奨穴馬




