皐月賞3着キタサンブラックは初の着外「伸びしろのある馬」

●5月31日(日) 2回東京12日目10R 第82回日本ダービー(G1)(芝2400m)

9着 レーヴミストラル(川田騎手)
「返し馬の雰囲気も良く、道中も上手く運べたと思いますが、直線で一気に突き放されてしまいました。現時点では完成度の差がでましたね」

10着 ミュゼエイリアン(黒岩調教師)
「レース前は落ち着いていました。ジョッキーが見せムチのパフォーマンスをして、ハナに立ちましたが、決して無理して行ったわけではなく、自分のリズムで、自分の競馬はできています。馬場は硬かったのですが、力を出し切れたと思いますよ。秋に向け、いい経験が積めました」

11着 ダノンメジャー(小牧騎手)
「折り合いもつきましたし、いい競馬はできたと思いますが、結果的には距離が長いかもしれませんね。それでも、前走のNHKマイルCでも内枠ならばあんな結果にはなっていなかったと思いますし、力はあると思います。橋口先生、最後のダービーに乗れて光栄でした」

12着 ポルトドートウィユ(武豊騎手)
「返し馬の雰囲気からも走りが小さい感触を受けました。ゲートでも踏ん張りがきかず、道中もハミをとってくれませんでした。また、秋に期待したいです」

13着 タガノエスプレッソ(菱田騎手)
「皐月賞の結果からも今日は前目で競馬をしようと思っていました。ポジションはとれましたが、最後は何度もを替えて、いっぱいいっぱいでしたね。結果的には1800mくらいの距離がいいかもしれません」

14着 キタサンブラック(北村宏騎手)
「馬の気合いが入っていて、浮き足立っていたところもあり、躓いてスタートする誤算もありました。それでも、2番手でリラックして走れました。時計が速くなるとは思っていましたが、もっと踏ん張れるかと思ったのですが……。とはいえ、まだ伸びしろのある馬。これから成長してくれると思います」

15着 ベルラップ(三浦騎手)
「いい位置で競馬はできました。それでも本格化は秋でしょうね」

16着 コスモナインボール(柴田大騎手)
「3コーナー過ぎにはもう手応えがなかったですね。初めての距離でしたし、相手も強かったです」

17着 アダムスブリッジ(和田騎手)
「思っていた以上にいい位置で競馬ができたのですが、ずっとフワフワしていました。中間は順調さを欠きましたし、力を出し切らずに終わってしまいました」

18着 スピリッツミノル(酒井学騎手)
「返し馬ではいい雰囲気で、前走より楽に行けるのかなと思ったのですが、全然でした。直線ではもう余力がありませんでしたね」