トピックスTopics
【POG】土曜阪神新馬・直前トーク
2015/6/5(金)
いよいよ6月6日(土)より幕開けする2013年産の2歳新馬戦。ここではデビューを目前に控えた今、最終追い切りを終えた各陣営の談話を紹介したい。●6月6日(土) 3回阪神1日目5R 2歳新馬(芝1600m)
●レースで一番人気が想像されるのは、5枠5番のトウショウジャイロ(牡2、栗東・角田厩舎)だ。母はスプリント重賞を5勝、G1でも活躍したシーイズトウショウで、父はダイワメジャーという血統馬である。
「上のトウショウピストと比べるとおっとりしてるし、距離の融通も利きそうな感じ。併せ馬でやるとスッと先着するし、見た感じよりも時計も出ています。今週の追い切りで態勢は整ったと思います」と語るのは、兄も管理した角田晃一調教師。
ここまで坂路で再三、併せ馬を消化してきたが、最終追い切りは古馬オープンのカチューシャを相手に、52.9-12.5秒をマーク。水準以上の時計をマークしており、能力の高さを窺わせている。
●2枠2番のウインオスカー(牡2、栗東・飯田雄厩舎)は現3歳世代でも、グァンチャーレ、ミュゼエイリアンと2頭の重賞ウィナー・ダービー出走馬を送り出したスクリーンヒーローの産駒。コース、坂路を併用して、調整が進められてきた。
「色々なコースで乗ってきたけど、物見をすることもないし、落ち着きがあるのがいいね。見た目にはコンパクトだけど、中身がしっかり詰まってる感じだよ。今年はスクリーンヒーロー産駒の成績がいいし、けっこう2歳戦でもいい結果を出せてるのも心強いね」と飯田雄三調教師は期待を寄せる。鞍上の柴田大知騎手も育成段階で騎乗し、その背中を確認済み。陣営も新潟2歳S(G3)を見据えているとの期待馬だ。
●JRAブリーズアップセール出身の1枠1番ノーブルマーズ(牡2、栗東・宮本厩舎)は、攻めでは目立った時計はみせていないが、「半兄のラブユアマンはデビュー戦でドゥラメンテを負かしているんだってね。この馬もいいよ。今週でも3歳馬と併せ馬で先着。追って味があるタイプだよ」と宮本博調教師は語る。兄に続く大物食いとなるか。
●また、3枠3番のミヤビキラメキ(牝2、栗東・笹田厩舎)は祖母が京都牝馬S勝ちのシスティーナという血統。父ハーツクライ、母父キングカメハメハという血統からも王道感を漂わせている。
「ここ2週の坂路の動きは新馬としては及第点だね。気性も素直で走ることに真面目なタイプ。距離が延びていって良さそうな感じですよ。ゲートも問題ないし、初戦から走れる態勢は整っています」と笹田和秀調教師。
師の評価どおり、先週、今週と坂路での追い切りはいずれもラスト1Fを12秒台でフィニッシュ。C.ルメール騎手を配して、牡馬相手に挑む構えだ。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/7/24(木) 暑熱対策時間に慣れたい開幕週【柴田大知コラム】
- 2025/7/24(木) 【東海S】重賞最強データ!中京ダ1400mで神レベルの勝率を誇る「名古屋マイスター」
- 2025/7/24(木) 【関屋記念】重賞最強データ!新潟でも頼れる「ベリーベリージョッキー」に注目!
- 2025/7/21(月) 【マーキュリーC】みちのくの地で見せた豪脚!カズタンジャーが重賞初挑戦初勝利!
- 2025/7/20(日) 【小倉記念】良血馬が飛び級勝利!イングランドアイズが重賞初制覇!
- 2025/7/20(日) 【函館2歳S】道営出身馬が地元で快挙!エイシンディードが世代初のJRA重賞制覇!
- 2025/7/23(水) 【関屋記念】好調を維持しているイミグラントソングが古馬重賞に初挑戦!
- 2025/7/21(月) 【2歳馬情報】皐月賞馬の妹がデビュー!