G1・2勝馬エピファネイアが左前繫靭帯炎を発症 宝塚記念を回避

昨年のジャパンCを制するなど、G1・2勝の実績を誇るエピファネイア(牡5、栗東・角居厩舎)が左前脚の繫靭帯炎を発症。出走を予定していた宝塚記念(G1)を回避することが明らかになった。

この件に関して、角居厩舎の吉岡調教助手は「水曜日に初めてコースで時計を出した後、今朝になって少し歩様が乱れたため検査を行ったところ、左前脚の繋靭帯周囲に炎症が出ていることが分かりました。現在出張中の調教師に連絡をし、クラブサイドとも話をして、宝塚記念を回避することになりました」と、同馬が所属するキャロットクラブの公式ホームページ上にてコメント。今後は北海道で休養に入る見込みとなっている。

今季初戦のドバイワールドカップでは初のダート戦も影響したか、9頭立ての最下位に敗退。本日発表された宝塚記念・ファン投票では2位と高い支持を集めており、巻き返しが期待されていただけに、非常に惜しまれる戦線離脱となった。

エピファネイア
(牡5、栗東・角居厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
通算成績:14戦6勝
重賞勝利:
14年ジャパンC(G1)
13年菊花賞(G1)
13年神戸新聞杯(G2)
12年ラジオNIKKEI杯2歳S(G3)

エピファネイア

昨年のジャパンCでは後続に4馬身差の圧勝劇をみせたエピファネイア
復帰が待たれる