大和屋暁オーナー所有・オツウ快勝!待望のオープン入り

6月14日(日)、3回東京4日目10Rで多摩川ステークス(芝1600m)が行なわれ、競馬ラボでもお馴染み、大和屋暁オーナーが所有するオツウ(牝5、栗東・須貝尚厩舎)が9番人気の低評価を覆し優勝。勝ちタイムは1:32.9(良)。

2着にはクビ差で11番人気・セイクレットレーヴ(牡6、美浦・田中清厩舎)、3着にはハナ差で4番人気・バロンドゥフォール(牡5、美浦・久保田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダンスアミーガ(牝4、栗東・中竹厩舎)は14着に敗れた。

看板馬ジャスタウェイが昨年末の有馬記念を最後に引退し、現在個人で所有する現役馬はオツウただ一頭。自身のコラム『通暁暢達』でも「応援団もすっかり手配済み」「なんとかして三浦さん!」と悲痛な胸中を明かしていたが、臨場したオーナーの期待に応える勝利に。

今回は大外枠から好スタート。スッと二の脚も付き、道中は好位の外々からレースを展開。直線では馬場の内から三分どころを選び、残り200m付近で堂々と先頭に。最後は内外から殺到する牡馬たちをわずかに凌ぎ切って最先着を果たした。

勝ったオツウは大和屋オーナーとも縁の深いハーツクライの産駒。デビュー戦を快勝し一躍注目の的となるも、阪神JFで抽選の末除外となった後はもどかしい走りが続き、2勝目を挙げたのは4歳の春。その勝利を契機に3連勝を果たした後は準オープンでも善戦を続け、今回はキャリア25戦目にして嬉しいオープン昇級となった。

今後は重賞戦線での戦いも予想される。堅実な走りを続ける孝行娘、オツウちゃんの更なる活躍に期待しましょう!

1着 オツウ(三浦騎手)
「跳びが大きな馬。外枠だったけど、スムーズに走れた。ペースはそう速く感じなかったし、楽に抜け出せたよ。最後に突かれるかたちになり、もうひと伸びできたしね」

多摩川ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

オツウ
(牝5、栗東・須貝尚厩舎)
父:ハーツクライ
母:デライトポイント
母父:トウカイテイオー
通算成績:25戦5勝

オツウ

オツウ

オツウ

オツウ


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