素質馬チャーリーブレイヴが待望のオープン入り…夏至S

6月27日(土)、3回東京7日目11Rで夏至S(ダ1400m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の4番人気・チャーリーブレイヴ(セ5、美浦・尾関厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.3(重)。

2着にはハナ差で1番人気・アンズチャン(牝4、美浦・大和田厩舎)、3着には1馬身半差で2番人気・ノウレッジ(牡5、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切ったノウレッジに、モンテネオ、ドリームコンサートらも続く。チャーリーブレイヴはその後ろ。アンズチャンは後方4番手付近に待機。結果的にモンテネオがハナに立つ格好に。
平均ペースで直線を向くと、ノウレッジが一旦は先頭へ。大外からアンズチャンも豪快な追い込み。それを待っていたかのように、好位から抜け出したチャーリーブレイヴもスパートを掛け、最後は2頭の争いとなったが、チャーリーブレイヴが凌ぎ切った。

勝ったチャーリーブレイヴは3歳時のヒヤシンスSでコパノリッキー、ソロルら後の重賞ウィナーを退け、3連勝を決めた実力馬。古馬になってからは順調さを欠いていたが、近3戦で2勝と起動に乗った印象。オープンクラスでの活躍も期待される。
馬主は林正道氏、生産者はアメリカのMike Abraham。馬名の意味由来は「父名の一部+勇敢」。

1着 チャーリーブレイヴ(蛯名騎手)
「前走はゲートを上手く出られず流れに乗れませんでしたが、今日はスムーズに回って来られました。道中の手応えも十分でしたし、この上がりで最後に差し返すのですから、大したものです。もともと良いものを持っていて、能力だけで走っているようなところがありましたが、力を付けてしっかりしてきたことが大きいですね」

2着 アンズチャン(横山典騎手)
「よく頑張っていますが、運がありませんでした。この馬なりに良い脚を使っていますし、一旦は前に出ましたが、勝ち馬の渋太さが上でした」

3着 ノウレッジ(オールプレス騎手)
「スタート良く先手を取れましたが、外から他の馬が主張してきたので2番手から運びました。先頭の馬が4コーナー辺りで脱落して早目に先頭に立ったので、ソラを使ってしまいました。このクラスで通用する力があると思います」

4着 ランドマーキュリー(松岡騎手)
「ペースが速くない割りには、折り合って良い位置につけられましたし、センスの良い馬です。どこの競馬場でもやれると思います。まだ手前を替えなかったりするところもありますが、よく頑張っていますよ。チャンスは近いと思います」

5着 ゲマインシャフト(北村宏騎手)
「3コーナー過ぎ辺りで、前の馬が動いたのに反応してハミがかかってしまって、馬群に入りたくないタイミングで入ってしまいました。周りが動くのを待ってから動く形になってしまいましたし、上手く捌けていれば違ったと思います」

夏至Sの結果・払戻金はコチラ⇒

チャーリーブレイヴ
(セ5、美浦・尾関厩舎)
父:Indian Charlie
母:Catchofthecentury
母父:Carson City
通算成績:13戦5勝

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