韓国競馬の第一人者・藤井勘一郎騎手が地方短期騎手免許を取得!

30日、NAR地方競馬全国協会はオーストラリア、韓国競馬で活躍中の日本人ジョッキー・藤井勘一郎騎手に短期騎手免許を交付した。

藤井騎手は1983年生まれ、奈良県出身の31歳。2001年にオーストラリアで見習い騎手免許を取得。06年にクイーンズランド州の競馬騎手免許取得し、以後シンガポール、韓国でも騎乗。韓国では13年に外国人騎手として初めてコリアンダービーを制覇。先月行われた韓国G3トゥクソム杯でJRA馬初の韓国遠征となったエスメラルディーナ(牝4、美浦・斎藤誠厩舎)に騎乗し見事優勝している。

免許期間は7月1日(水)から9月30日(水)までで、北海道の田中淳司厩舎に所属。海外の競馬統括団体の騎手免許を保有する日本国籍の者に対する地方短期騎手免許の交付は6月に免許を取得し、今月7日から騎乗を開始する市川雄介騎手(愛知・今津博厩舎)に続いて、これが10人目となる。

藤井勘一郎

▲トゥクソムCではJRA所属馬では初となる韓国競馬での勝ち星をもたらした藤井騎手(写真中)