【中京記念】前走快勝の勢い十分! ゴールドベル

22日、日曜中京11レース・中京記念(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、豊明S1着のゴールドベル(牡6、栗東・庄野厩舎)は、初騎乗となる松山弘平騎手が騎乗して坂路入り。単走で終始馬なりのままリズム良く駆け上がって4F51.2-38.3-25.2-12.9秒の好タイム。目下のデキの良さがヒシヒシと伝わってきた。

庄野靖志調教師も「追い切りはジョッキーにしまいの反応を確かめてもらう程度で。いい動きだったし、前走よりいい状態で行けそうだね。前走はしまい勝負でいい脚を使ってくれたし、ゴール前は余裕もあったもんね。現状ではあのスタイルがいいかな。ま、2走前の東京ではハナにいって根性を見せてる。左回りも合っているんだろうね。馬場は気にしないと思うし、ハンデ差を生かして頑張りたい」とニッコリ。前走快勝の勢いは侮れない。


前走、マイラーズC16着のミッキードリーム(牡8、栗東・音無厩舎)は、古馬オープンのヒストリカルと坂路で併せ馬を敢行。1馬身ほど先着を許したが、鞍上太宰啓介騎手がゲキを飛ばすと最後までしっかりした反応し、4F53.0-38.8-25.3-12.6秒でフィニッシュした。

太宰騎手は「いい動きをしていましたよ。このレースへ向けて順調に仕上がってきたと思います。2年連続で好走しているように、中京マイルというのは一番走りやすい条件ですからね。でも、8歳馬だし、ハンデは1キロ軽くてもよかったかな」と最後は苦笑いを浮かべるも、馬はキッチリと仕上がった印象。2年連続2着の古豪がどういった走りを見せるか注目される。