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【2回新潟】パラノーマル…小平奈由木の注目新馬レポート
2015/7/28(火)
パラノーマル(牝2、美浦・水野厩舎)
父:ステイゴールド
母:マイネソーサリス
母父:ブライアンズタイム
ドバイシーマクラシックや香港ヴァーズを制した底力を伝え、種牡馬として大成功しているステイゴールドの産駒。ドリームジャーニー(有馬記念、宝塚記念、朝日杯FS)、ナカヤマフェスタ(宝塚記念)、オルフェーヴル(皐月賞、ダービー、菊花賞、有馬記念2回、宝塚記念)、ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念2回、天皇賞・春)、フェノーメノ(天皇賞・春2回)と、次々にG1ウイナーを輩出している。現3歳のココロノアイ(アルテミスS、チューリップ賞)、キャットコイン(クイーンC)らに続き、この世代からもクラシックを賑わす逸材が登場して不思議はない。
母マイネソーサリス(その父ブライアンズタイム)は愛知杯など5勝を挙げた。同馬の姉兄にマイネソルシエール(1勝、フローラS2着)、マイネルストラーノ(2勝、共同通信杯3着)がいる。祖母はクイーンSを3着、オークスでも5着に食い込んだマイネマジック。ラフィアンターフマンクラブにて総額2400万円で募集された。
ビッグレッドファーム内の真歌トレーニングパークで順調に体力強化が図られ、7月2日、美浦に入厩。9日のゲート試験をスピード合格した。2週続けて一杯に追われ、着実に反応が良化。長く末脚を駆使できそうな印象を受ける。
8月2日(日)、新潟の芝1600mにスタンバイ。追い切りにも跨り、特徴を把握している柴田大知騎手で。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。
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