展開読みズバリでマキャヴィティが差し切りV…越後S

8月8日(土)、2回新潟3日目11Rで越後S(ダ1200m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の4番人気・マキャヴィティ(牡4、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.6(良)。

2着にはクビ差で2番人気・アースゼウス(牡5、美浦・和田道厩舎)、3着にはハナ差で11番人気・ビリオネア(牝5、栗東・野中厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたペイシャモンシェリ(牡4、栗東・目野厩舎)は5着に敗れた。

アースゼウスが好スタート好ダッシュでハナを奪うと空けて、ペイシャモンシェリ、テイクファイア、ミリオンヴォルツが並んで追走。
早い展開から、直線を向くとハナのアースゼウスが余力を残したまま後続を引き離しにかかる。番手追走のテイクファイア、ペイシャモンシェリは後続に飲み込まれ、間からミリオンヴォルツが伸びてくる。このままアースゼウスが逃げ切るかと思われたが、外からマキャヴィティとビリオネアが併せ馬で追い込んで、マキャヴィティのクビが出てところがゴール。2着には写真判定の末、ハナ差でアースゼウスが入った。

勝ったマキャヴィティは降級馬で、改めてオープン入りとなった。近親に重賞4賞馬ダイヤモンドビコーがいる血統。ここ2走は1400mを走ったが、前回勝った距離と同じ1200mに縮めて結果を残した。
馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「由来はミュージカルに登場する犯罪王の猫の名」。

1着 マキャヴィティ(北村宏騎手)
「先行する馬が結構いたので道中は促しながらの追走になりましたが、4コーナーを回るときは手応えがありましたし、あとは直線で進路を見つけるだけだと思っていました。外に持ち出すまでは手間取りましたが、前があいてからは良い脚を使ってくれました」

2着 アースゼウス(M.デムーロ騎手)
「すごく良いスピードがありますし、上手く運べましたが、最後は止まってしまいました」

3着 ビリオネア(村田騎手)
「前半にジッとしていても走りがバラバラになりましたし、ムリせず運びました。3コーナー辺りからハマッてきて、どこまでやれるかと思っていましたが、最後は良い脚を使ってくれました。ハンデ51がきいていたと思いますし、ダートも良いのではないかと思います」

4着 トキノゲンジ(西田騎手)
「この馬には良いイメージしか持っていませんし、今日もその良さを生かそうと思って乗りました。ハンデ戦でしたし流れに乗せて運びましたが、気持ち位置を取りにいった分が終いに影響したかもしれません。それでもよく頑張っていますし、このクラスでも展開ひとつでやれると思います」

5着 ペイシャモンシェリ(岩田騎手)
「今日は流れに乗れませんでした。力があるので、直線ではジワジワきましたが…。ハンデの分もあると思います」

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マキャヴィティ
(牡4、美浦・萩原厩舎)
父:デュランダル
母:エアラグドール
母父:Storm Cat
通算成績:17戦4勝

マキャヴィティ

マキャヴィティ

マキャヴィティ


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