【POG】評判馬サプルマインドが人気に応え完勝…新潟新馬

8月23日(日)、2回新潟8日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・サプルマインド(牝2、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.0(良)。

2着には2馬身半差で5番人気・コルコバード(牝2、美浦・木村厩舎)、3着にはハナ差で13番人気・サバイバルポケット(牝2、美浦・和田雄厩舎)が続いて入線した。

スッとハナに立ったのは、タニマサガール。外にプロイエット、内にホッコーパフューム、サバイバルポケットと続き、サプルマインドは中団、コルコバードは後方5番手からの追走。最終コーナー手前で、手応えよくサバイバルポケットが先頭に並びかけ直線へ。
タニマサガールとサバイバルポケットが抜け出し叩き合いの展開へ。残り100m付近で両馬の脚色が苦しくなり、馬場の真ん中からサプルマインドがキレ味鋭く脚を伸ばして圧勝。そのすぐ後ろに位置取っていたコルコバードも猛追を見せるが2着まで。

勝ったサプルマインドの母シリアスアティチュードはG1・2勝の愛国産馬。母は短距離馬だったが、ディープインパクトとの配合で距離適性に幅が出た。今後のレース選択にも注目だ。クラブ募集総額は5000万円。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「しなやかな心」。

1着 サプルマインド(M・デムーロ騎手)
「藤原先生から『この馬は走るよ』って聞いていたけど、ほんとに強い。スタートは良かったし、追ってからの反応もすばらしい。いまのところ、2歳では1番だと思う。このくらいの距離がいいし、もっと延びても大丈夫だよ」

3着 サバイバルポケット(伊藤工騎手)
「いい馬ですし、競馬も内容としては文句ないと思います。こんな走りを続けていけば、チャンスは近いでしょう」

4着 タニマサガール(伴騎手)
「稽古からいい動きをしていて、能力を感じていました。この距離はちょっと長いですね。1400mあたりでチャンスがあります」

6着 プロイエット(松岡騎手)
「スローだったし、位置取りは良かった。ただ、追ってから体が伸びてしまった。もっと切れる脚を使えると思うし、能力は秘めている」

9着 ディスグラース(内田博騎手)
「初めてのレースだから、ムキになっていたね。あの位置で終いに賭けたが、伸び切れなかった。いいものは感じるし、慣れれば変わってくる」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

サプルマインド
(牝2、栗東・藤原英厩舎)
父:ディープインパクト
母:シリアスアティテュード
母父:Mtoto

サプルマインド

サプルマインド

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