大外からカレンケカリーナが差し切りV…長岡S

9月5日(土)、2回新潟11日目11Rで長岡S(芝1600m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の9番人気・カレンケカリーナ(牝5、栗東・安田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.8(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ダノンシーザー(牡3、栗東・池江寿厩舎)、3着にはアタマ差で2番人気・マイネルメリエンダ(牡4、美浦・和田正厩舎)が続いて入線した。

ポンッと出たのはエターナルムーン。それを制して、内からマイネルメリエンダがハナを主張。外からダノンシーザーが馬体を併せにいくと、メドウヒルズ、アンブリッジの展開。カレンケカリーナは中団、オコレマルーナは後方5番手からレースは進む。
直線に入ると後続が一気に押し寄せ、大きく横に広がる。内からマイネルメリエンダが粘り、外からダノンシーザー、アンブリッジ、ダンスアミーガが叩き合いの展開。その更に外からカレンケカリーナとオコレマルーナが脚を伸ばしてくる。クビ差ゴールで前に出たのはカレンケカリーナ。その内にいたダノンシーザーが2着を確保し、マイネルメリエンダが3着に粘りをみせた。

勝ったカレンケカリーナは2連勝でオープン入り。半姉に福島牝馬3着のアカンサスがいる血統で、姉が果たせなかった重賞勝利に期待がかかる。また、3戦続けての騎乗となった津村騎手は2勝2着1回と抜群の相性。この勢いがどこまで続くのか注目したい。
馬主は鈴木隆司氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+ すごく可愛い(伊)」。

1着 カレンケカリーナ(津村騎手)
「競馬センスが良く、道中の手応えも抜群で追走がラクでした。直線で外に出してからもよく伸びてくれましたし、馬が充実しています」

2着 ダノンシーザー(M.デムーロ騎手)
「前走はハナ差負けで、今回も僅差で負けてしまいました。残念です。外に出したときに、少しフラフラしてしまいました」

3着 マイネルメリエンダ(柴田大騎手)
「この枠でしたし外に出さず内を回りましたが、馬場もそれほど悪いわけではありませんからね。休みを挟んでパワーアップしていますし、馬がすごく良くなっていました。休み明けでこれだけ走れれば十分ですし、次は間違いなく上積みがあります」

4着 ダンスアミーガ(大野騎手)
「1回使って反応が違っていました。だいぶ動けるようになっていました。外回りコースも良かったと思います」

5着 オコレマルーナ(石橋脩騎手)
「本当は勝ち馬の後ろでジッとしていたかったですけと、3コーナー辺りで少しゴチャつきましたからね。最後は差のないところまできていますし、そこがもったいなかったです」

長岡Sの結果・払戻金はコチラ⇒

カレンケカリーナ
(牝5、栗東・安田隆厩舎)
父:ハーツクライ
母:センスオブアート
母父:Unbridled’s Song
通算成績:15戦5勝


カレンケカリーナ

カレンケカリーナ

カレンケカリーナ


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