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シュウジ完勝!ここでは力が違い過ぎた!!
2015/9/8(火)
15年9月6日(日)2回小倉12日目11R 第35回小倉2歳S(G3)(芝1200m)
シュウジ
(牡2、栗東・橋口厩舎)
父:キンシャサノキセキ
母:カストリア
母父:Kingmambo
小倉2歳S(G3)の結果・払戻金はコチラ⇒
圧倒的人気を背負うシュウジ。雨も芝を濡らす程度で、そう心配は要らぬほど。今日はあまりスタートが速くなかったシュウジ。それでも内目からすばやく前へ前へと進める岩田J。3角は内、4角ではもう外目に出して馬場のいい処へと導く。後は独壇場。後続に決定的な差をつけて小倉の2歳チャンプとなった。
2着争いはレッドカーペットが粘るところへレッドラウダとサイモンゼーレが襲いかかり、サイモンゼーレがハナ差だけ先んじた。
5頭出しのキンシャサノキセキ産駒。予想どおりに、ワンツー決着を決めた。
サイモンゼーレの鉄の打ち替えで、スタートが少し遅れた。心配していた雨も、思う程に影響しなかった様だ。それでも先行馬には辛い小倉芝である。シュウジがどう乗るのかと興味深々でもあった。
思いがけない乗り方となったシュウジ。スタートして一瞬で前に5,6頭がいる位置となっていた。しかしそこからが凄い。前にいる武豊J騎乗のファビラスヒーローの内から、前へ前へと進んでいく。馬場の悪い内目だろうにと思うが、それは素人の考えか。
3角を廻る時には4番目の位置。そこからまた前進して抜いていく。極めつけは、4角手前で逃げたオフクヒメの外へと出していった。4角を廻る時にはオフクヒメより前に出ていたのではなかろうか。
直線では、どの馬よりも外目を通っていく。右ステッキを2発入れたが、ラスト50mでは流し気味。ゴールでは、左手で小さくこぶしのガッツポーズだった。
今年の小倉で勝った馬達とは、ちとレベルが違うシュウジであり、力の差を歴然と感じるものだった。新潟デビュー組、札幌デビュー組との対戦が待たれる。また岩田Jは、土曜は札幌でルメールJとの死闘を演じハナ差勝ちの札幌2歳S、そしてこの小倉ではシュウジで圧勝劇と乗りに乗っている。いい夏だったはず。橋口師も、小倉2歳戦は九州産キリシマオジョウといい、夏の2歳戦は完璧な結果であった。
火曜朝に坂路監視小屋で橋口師、そして札幌チャンプの須貝師、また新潟記念の友道師に逢えると思って行ったのだが、3人とも顔を見せず。音無師が3着のレッドラウダを『まだ稽古だけ走っていないな~。ダート戦に行ったらすぐに勝つだろうな』と言っていた。またスタンドで梅田師にも話を訊けた。サイモンゼーレは『けっこう自信はあったんですよ~』だった。逆にシュウジの強さを引き立てるコメントばかりであった。
パドックで周回しているシュウジを観て《なんて実が詰まっている馬体なんだ!》と、改めて驚いた。何か、もの凄い馬になっていく予感を感じさせる馬である。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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