障害血統の血が騒ぐ!モルフェサイレンス

トピックス

未勝利、オープンと連勝し、中山大障害まで駒を進めてきたモルフェサイレンス

同馬を管理するのは、ジョッキー時代にライバコウハクとシンボリクリエンスで中山大障害通算3勝をあげた大江原哲調教師だ。

同師の弟である大江原隆・元騎手も、ブランディスで中山グランドジャンプ、中山大障害を制するなど名障害ジョッキーとして名を馳せた。

今回モルフェサイレンスの手綱を取る大江原圭騎手は、隆氏の息子。
つまり大江原哲師にとっては甥にあたる。
圭騎手はデビュー年である昨年こそ0勝に終わったが、関西から関東に拠点を移した今年は、障害で4勝をあげる活躍を見せている。
「障害の技術は高い。やっぱり血統がいいのかな(笑)」と、関係者からの評判も上々だ。

気になるモルフェサイレンスの状態を大江原師に聞くと「順調」のひとこと。
レース当週の水曜日には、中山競馬場まで障害コースを見せに行く念の入れようで、仕上がりに関しては申し分ない。

強敵相手にどこまで通用するか。
人馬ともに若いコンビの挑戦に注目したい。

また、大江原師が「重賞級の力がある」と期待を寄せるオリエンタルジェイは、年明け中山の寒竹賞に向かう見込み。
鞍上は引き続き、北村宏司騎手を予定している。

大江原 圭
(おおえはら けい)
1990年2月26日生まれ
[初免許年] 2008年
[所属] 美浦・フリー
[初騎乗] 2008年3月1日1回中京1日目1R ビリーヴインタイム (13着/15頭)
[今年度成績] 84戦4勝(うち障害31戦4勝)
[生涯成績] 170戦4勝(うち障害31戦4勝)

大江原 哲
(おおえはら さとし)
1953年2月13日生まれ
[免許交付年] 1996年
[厩舎開業年] 1997年
[所属] 美浦
[今年度成績] 211戦10勝(うち障害14戦2勝)
[生涯成績] 2517戦168勝(うち障害116戦12勝)