素早い反応、センスいい走りだ！エアスピネルだ！！

【有馬記念】年末の大一番、カギを握るのはグランプリ適性！

提供：重賞トレンドジャッジ
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エアスピネル

15年9/12(土)4回阪神1日目5R 2歳新馬(芝外1600m)

エアスピネル
(牡2、栗東・笹田厩舎)
父：キングカメハメハ
母：エアメサイア
母父：サンデーサイレンス

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1.9倍と圧倒的な1番人気の支持のエアスピネル。稽古に跨った武豊Jが若さだけが心配だと言っていたが、実戦ではそんな面も見せず2馬身差の完勝劇だった。だが馬場入りの時には馬っ気を出したり、勝って検量室の前で記念撮影のために周回している時でも吠えて廻りを威嚇をする様に、まだまだ若さいっぱいのエアスピネルでもありました…。

2着は2番人気のハリケーンバローズ。この馬も2.9倍とそうは差のない支持だった。自身の上がり脚はエアスピネルを上廻るものであったが、直線のラスト1ハロンあたりで並ぶ寸前まで行ったのだが、エアスピネルがそこからもうひと伸びをした。最後の2ハロンのラップが11.5～11.7と、一番にスピードが乗る時に加速できなかった分での負け。それが2馬身差となったもの。3着のロジクライは3馬身と少しと差が大きく開いていた様に、前の2頭とはちょっと今日の時点では力の差があったか…。

平林雅芳 （ひらばやし まさよし）
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。