【POG】マンハッタン産駒ヴィータファンが初陣飾る…中山新馬

9月19日(土)、4回中山3日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・ヴィータファン(牡2、美浦・黒岩厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.6(良)。

2着には1馬身1/4差で8番人気・コスモダヴァンティ(牡2、美浦・堀井厩舎)、3着には2馬身差で3番人気・アポロリベリオン(牡2、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。

伏兵馬が出遅れも、平穏なスタートからハナをに立ったのはコスモダヴァンティ。マイネルブリザード、エクセルジェンドと続き、ヴィータファンは4番手をマーク。中団にアポロベリオン、後方にアイトラッキングが続く。
平均ペースかつ目立った動きのないまま直線を向くと、コスモダヴァンティが粘りこみを図ろうとするが、手応え良くヴィータファンが進出。コスモダヴァンティを楽々と競り落とし、着差以上の力の違いをみせつけ快勝。3着には最後にアポロベリオンが浮上している。

勝ったヴィータファンの母オカノハーモニーはオープン特別の福島2歳Sの勝ち馬。今年8月に急逝してしまったマンハッタンカフェ産駒は、現2歳世代で3頭目の勝ち上がり。
馬主は猿田栄二氏、生産者は新ひだか町の岡田スタツド。馬名の意味由来は「人生(伊)+楽しみ。人生楽しく」。

1着 ヴィータファン(田辺騎手)
「初戦から上手な競馬ができました。うまく脚がたまり、直線は手応えどおりに伸びましたよ。センスがいいですね」

2着 コスモダヴァンティ(柴田大騎手)
「左に逃げようとしていて、仕掛けてもスムーズに前へ出てくれなかったですね。テンションが上がらなければ、すぐにチャンスがあります」

3着 アポロリベリオン(吉田豊騎手)
「イメージどおり、乗りやい馬。ただ、自らハミを取らず、位置を取るのに促す必要があった。競馬を覚えてくれば」

4着 ゲインザリード(柴山騎手)
「最後はいい脚を使っていますし、内容は上々です。次につながるレースができました」

5着 ゴールドレイ(戸崎騎手)
「追い出すまでの感触は良かったですよ。でも、いざとなって左へ、左へ逃げてしまって」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ヴィータファン
(牡2、美浦・黒岩厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:オカノハーモニー
母父:ロドリゴデトリアーノ

ヴィータファン

ヴィータファン

ヴィータファン


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