トピックスTopics
【POG】出遅れ関係なし ロスカボスがクラシックへ名乗り…野路菊S
2015/9/19(土)
9月19日(土)、4回阪神3日目9Rで野路菊S(芝1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ロスカボス(牡2、栗東・高野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.8(良)。2着には1馬身1/4差で2番人気・ブラックスピネル(牡2、栗東・音無厩舎)、3着には2馬身半差で4番人気・ユウチェンジ(牡2、栗東・森厩舎)が続いて入線した。
人気を集めたロスカボスが大きく出遅れ。ハナを切ったのは最内から飛び出したグロースハックでキンショーユキヒメ、ブラックスピネル、オーヴィレールが先団を形成。残り800mの手前で後方2番手にいたアグネスヒーローが一気に動いて馬群は凝縮するが、ロスカボスは依然として最後方を追走。
アグネスヒーローが前をマクリ切って先頭で4コーナーを回り、外からタガノヴィアーレ、ユウチェンジが交わす。さらに内を突いたブラックスピネルも前を窺い、突き抜ける勢いだったが、出遅れたロスカボスがスルスルと差を詰め、直線半ばで外に持ち出すと一気に前を交わし去ってデビューから2連勝をマークした。
勝ったロスカボスは、おじのマンハッタンカフェを筆頭に、ブエナビスタ、ダービーフィズ、アドマイヤオーラらの重賞ウイナーが並ぶ母系。大きな出遅れを克服して一気に前を差し切った末脚はクラシック戦線での活躍を期待させるもの。故障馬が続いた厩舎にとっても大きな1勝となった。
馬主は吉田照哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「メキシコにある高級リゾート地」。
野路菊Sの結果・払戻金はコチラ⇒
ロスカボス
(牡2、栗東・高野厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マンハッタンセレブ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:2戦2勝



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/7/13(日) 【七夕賞】アタマ差の大接戦!柴田大知騎手&コスモフリーゲンが重賞制覇!
- 2025/7/13(日) 【七夕賞】過去のデータが証明!驚異的な好走率を誇る「黄金枠」が今年も炸裂するか?
- 2025/7/11(金) 競馬場で観戦される皆様に今一度お願いがあります。【高田潤コラム】
- 2025/7/11(金) 七夕賞は久しぶりのドゥラドーレスとのコンビ!リベンジへ【戸崎圭太コラム】
- 2025/7/12(土) 【七夕賞】直近5年で4回連対!みちのく福島で驚異の好走率を誇る「ハワイの大王」
- 2025/7/12(土) 【七夕賞】驚異の馬券率6割!夏場の難解ハンデ重賞で無類の安定感を誇る軸馬候補
- 2025/7/11(金) 【七夕賞】難解ハンデ重賞の最適解!ファンの願いを叶える「彦星馬」
- 2025/7/11(金) 笑劇の姉妹対談最終回!そして人生初の始球式へ!出るか150km!?【永島まなみ騎手コラム】