粘りの競馬でストロングサウザーOP勝ち…ラジオ日本賞

9月20日(日)、4回中山4日目11Rでラジオ日本賞(ダ1800m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・ストロングサウザー(牡4、美浦・久保田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.6(良)。

2着にはクビ差で7番人気・ツクバコガネオー(セ7、美浦・尾形充厩舎)、3着には1馬身半差で2番人気・ダブルスター(牡6、美浦・伊藤圭厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたキクノソル(牡5、栗東・北出厩舎)は5着に敗れた。

大きく2頭が遅れる形でスタート。まず先頭を切ったのはベルサリエーレ。ストロングサウザーとメテオロロジストが並んで追走し、ダブルスターがその後ろ、後方2頭目にツクバコガネオー、最後方に出遅れたアドマイヤブルーという形。 ベルサリエーレ先頭のまま直線へ向くと、番手で控えていたストロングサウザーが競り、後続を引き離しにかかる。続くダブルスターも追うが距離は縮まらず。後方で競馬を進めたツクバコガネオーが直線でエンジンがかかると、一気の脚で追いすがるも、ストロングサウザーがクビ差凌いでオープン勝ち。

勝ったストロングサウザーは芝を含め、16戦中10戦が中山コースと走り慣れたコースで3勝目。昇級緒戦の前走は、7着に終わっていたが、これでオープン特別初勝利。

馬主は村木篤氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+南風」。

1着 ストロングサウザー(田辺騎手)
「本当はハナに行きたかったですけど、他に速い馬もいましたからね。早目に隊列が決まって、落ち着いて走れました。出していって折り合いがついたことが良かったです」

2着 ツクバコガネオー(勝浦騎手)
「よく頑張ってくれました。今日は、ムリして良い位置を取ろうという気はありませんでした。本当に良い頃と比べるとひと息かという感じでしたが、それでこれだけやれるんですから改めて力があるなと思いました。構えて乗る形が合っているのかもしれませんね」

3着 ダブルスター(大野騎手)
「今日は早目に手応えが怪しくなりましたが、そこから地力を見せてくれました」

4着 アメリカンウィナー(柴田善騎手)
「馬の雰囲気が良かったです。スタートで躓いて後ろからになりましたが、最後は良い脚を使ってくれました」

5着 キクノソル(三浦騎手)
「ペースが遅かったので、もっと強気に乗っても良かったかもしれません。最後は前を交わせず、後ろからも差されてしまいました」

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ストロングサウザー
(牡4、美浦・久保田厩舎)
父:ハーツクライ
母:エヴァンタイユ
母父:Lear Fan
通算成績:16戦6勝

ストロングサウザー

ストロングサウザー

ストロングサウザー


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