【オールカマー】中2週もマイネルミラノ「良い意味で変わりなく」

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提供：重賞トレンドジャッジ
23日、日曜中山11レース・オールカマー(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、シンガポールエアラインズインターナショナルC4着のマイネルフロスト(牡4、美浦・高木登厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.4－54.3－39.8－12.9秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「前走は高温多湿の環境でしたが、良い体調で出走させることが出来たと思います。レース自体はスローペースで押し出されるようにハナに立ちましたし、あの形では脚が溜まりませんでしたね。着地検疫を終えたあとは、ビッグレッドファームへ放牧に出してリフレッシュさせました。体に張りも出て余裕もあったので、いくらか絞り込みながら調整してきました。

1週前追い切りはビシッとやりたかったので、ウッドで併せ馬をしましたが、まだ少し重目という感じでした。今日はレース当該週であまりやりたくなかったので、サラッとやりました。先週、今週と松岡騎手に乗ってもらって、先週の動きでは少し厳しいかという感じでしたが、今週は良くなったと話していました。検疫後も1頭で調教が出来ましたし、精神面で成長したと思います。

ひと叩きすると良くなりますが、これまではしっかり調教をやっても休み明け初戦の結果はもうひとつです。今回もこれまでの休み明けと同じような感じできていますが、休み明けの課題をクリアしてくれると良いですね。2200は十分こなせると思います。前にカベを作って、上手く立ち回ってもらいたいです。強い馬もいるので、胸を借りるつもりでぶつかっていきたいです」

マイネルフロスト


●前走、新潟記念2着のマイネルミラノ(牡5、美浦・相沢厩舎)は、柴田大知騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.0－66.8－52.4－38.6－13.0秒をマークした。

【相沢郁調教師のコメント】
「前走はよく走っていますが、デムーロ騎手にやられましたね。仕方ありません。レース後は多少疲れがあったので、1週間くらいラクをさせて疲れを取りました。今回は中2週ですし、先週は調整程度でした。最終追い切りは単走でやりましたが、稽古は動くタイプですしいつも通り良い動きでした。前走と比べて、良い意味で変わりなくきています。

中山コースは実績がありますし、距離もこのくらいまでは大丈夫だと思います。良いスピードがありますし、早目に先頭に立って押し切るイメージの競馬をしてもらいたいです。強い馬もいますが、胸を借りるつもりでいきます。ラグビー日本代表が格上といわれる南アフリカ代表に勝ったように、勝負事は何が起きるか分かりません。前走で2着でしたし、何とかしてこの馬に重賞を取らせてあげたいと思っています」

マイネルミラノ