【スプリンターズS】ミルコ背にリチャード反撃へ「いい追い切り」

【阪神JF】今年はどの馬にもチャンスあり？求められる資質はいかに

提供：重賞トレンドジャッジ
この記事をシェアする
24日、スプリンターズS(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。前走、函館スプリント14着のコパノリチャード(牡5、栗東・宮厩舎)はＭ．デムーロ騎手が騎乗して坂路にて馬なりでの調整。タイムは4F50.2－36.9－24.4－12.3秒を計時した。

1番人気に推されるも、まさかの大敗を喫した函館SSから、巻き返しに挑む同馬。宮徹調教師は「併せ馬の相手が遅れてしまったが、途中から他所の厩舎の馬と並ぶ形に。最後までしっかり追えたし、結果的にいい追い切りができましたね。ミルコも『いい状態』と言ってくれてたよ」とニッコリ。調整課程には陣営ともども太鼓判を押している様子。

「夏場は弱い馬。前走はその辺の影響もあったかもしれないし、例年はこの時季はもうひとつ調子が上がってこないんだ。でも、今年は涼しくなるのが早い。その分、調子も上がってきてるみたいだね」と続け、前走の敗因を酷暑による影響であることを位置づけた。

昨年の高松宮記念から勝ち星には見放されているが、奇しくもG1制覇に導いたデムーロ騎手とのコンビが復活。反撃ムードが高まる今、強力な鞍上を背に巻き返しが待たれる。