【POG】バシレウスライオンら土曜阪神トレセン直送トーク

●9月26日(土) 4回阪神6日目5R 2歳新馬(芝1200m)

3枠3番のバシレウスライオン(牡2、栗東・矢作厩舎)は、昨年のセレクトセールにて3348万円で落札。既に新馬勝ちを果たしている僚馬のキングライオンとともに、7月に名称変更となったライオンホースレースの大きな期待を背負っている一頭。

中間の併せ馬では全て先着し「ひと追い毎に動きは良くなってる。バランスのいい馬で、芝の実戦で良さそうなタイプ。気性も前向きだし、初戦から楽しみ」と渋田調教助手。手綱をとるのはC.ルメール騎手だ。

月曜日の坂路で51秒台をマーク。最終追い切りでもキビキビとした動きで、急上昇ムードなのが8枠11番マイネルラック(牡2、栗東・梅田智厩舎)。母の姉トーワトレジャーは3歳秋にローズS、秋華賞で連続3着。古馬になって新潟記念を勝った。

梅田智之調教師は「あまり調教で目立たなかったけど、21日の坂路でいきなり51秒台で動いた。実戦での息の持ちが心配だけど、ケイコ通りなら動けそうだよね」と手応えを掴んでいる。好調・川田将雅騎手の手腕にも注目。

同じく坂路で51秒台をマークしているのが、3キロ減のルーキー鮫島克駿騎手が騎乗する5枠5番カノヤパリティ(牝2、栗東・坂口則厩舎)で、スタートセンスも光るものを見せている。

「普段でも気難しい面がある馬だから、当日の落ち着きがポイントになるね。先週の坂路で4F51秒台で動いてるように、ゲートも速いし、短距離が良さそうなタイプだよ」と坂口正則調教師はスピード勝負に持ち込みたい構えだ。