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これぞ名手! ノボリディアーナが混戦を断ち切って重賞初制覇
2015/10/17(土)
●10月17日(土) 4回東京4日目11R 第63回府中牝馬S(G2)(芝1800m)ラスト100mから様相が一変。ゴール前での差し脚比べを制したのは小倉日経オープン2着からここへ挑んだ5歳馬ノボリディアーナ。近走は先行して結果を残していた馬をテン乗りのC.ルメール騎手が後方待機策で見事に重賞初Vへ導いて見せた。
レースはミナレットが後手を踏み、ケイアイエレガントが単騎でハナ。先週の毎日王冠を上回る前半5F59秒1のラップで、メイショウマンボまでもが前へ取り付く展開に今回、初コンビを組んだ鞍上はジックリと後方から追走。直線を向き、手応えを信じてゴーサインを出すと、馬場の真ん中からグングン加速し、坂で脚が上がったケイアイエレガントを捕らえると一気にゴールまで駆け抜けた。
「仕掛けてからの反応が良かったです。瞬発力があるというよりも、長く良い脚を使えるタイプで、前走の小倉は直線が短かったと思います。東京の長い直線は良かったね」と個性を引き出した好騎乗にルメール騎手もニッコリだ。
これでエリザベス女王杯の優先出走権を手にするとともに、大きく賞金を上積みして今後のレース選択にも幅が広がった。「最後までしっかり走っていましたし、2200でもやれると思います」とパートナーにエールを送ったルメール騎手。
母がフジキセキの全妹で、その母系からは活躍馬も多く出ている活気ある一族。デビュー時から厩舎の期待も大きく、3歳春には500万とオープン特別の白百合Sを連勝し、秋華賞にも挑戦した(14着)逸材がいよいよ本格化の時を迎えた。
▲ミス府中と記念写真に収まるノボリディアーナの関係者
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