実績上位のロサギガンティアが好位から抜け出し勝利!…オーロC

11月15日(日)、5回東京4日目11RでオーロC(芝1400m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の2番人気・ロサギガンティア(牡4、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.7(稍重)。

2着には1馬身1/4差で5番人気・アルバタックス(牡5、栗東・石坂厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・アイライン(牝3、美浦・高橋裕厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたニシノラッシュ(牡3、美浦・田村厩舎)は13着に敗れた。

好スタートを切ったメイショウライナー、押して上がっていったミナレット、ニンジャが先団を形成する。人気のニシノラッシュは後方4、5番手に控え、直線一気の末脚にかける。3コーナーに差し掛かるとミナレットが先頭におどりでたが、それ以外は動きのないまま3、4コーナーを回り、直線へ。
メイショウライナーがミナレットを交わして再び先頭に立ち、押し切りを図るも、外に持ちだしたロサギガンティアが脚を伸ばしてこれを交わす。ゴール前でアルバタックスが詰め寄るも2着まで。ロサギガンティアが約1年半振りに勝利した。

勝ったロサギガンティアは昨年のスプリングSを制し、G1制覇を期待されていたが、その後は古馬相手にも健闘するもなかなか勝てず苦しんでいた。今回はレース間隔を開けてリフレッシュし、賞金の上積みに成功。この勝利をステップに再度の重賞制覇を目指す。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「バラ属の種」。

1着 ロサギガンティア(柴田善騎手)
「いい感じで運べたよ。馬場が渋ったのが良かったね。よく我慢してくれた」

(藤沢和雄調教師)
「スタートで寄られ、後手を踏んだが、最後までいい脚を使ってくれた。賞金を加算でき、今後につながるよ。次は阪神Cを目標にしたい」

2着 アルバタックス(内田博騎手)
「うまくさばけた。直線もいい伸び脚だったよ。よくがんばっている」

3着 アイライン(松岡騎手)
「ペースが遅かったので、いつもより前で運んだ。直線もよく伸びている。ハンデに恵まれたとはいえ、オープンでもメドの立つ競馬ができたよ」

4着 メイショウライナー(田中勝騎手)
「いい感じだったよ。こんな馬場もこなせる。力を付けているね」

6着 マテンロウハピネス(三浦騎手)
「ゲートが安定してくれたら。でも、いい競馬はできている。だいぶノメっていたし、内の馬場状態が良ければ、もっとやれたよ」

7着 タガノブルグ(北村宏騎手)
「一歩目は遅かったけど、うまくリカバリーできた。ただ、緩い馬場にもたもた。乾いた馬場なら、突き抜けていたと思う」

8着 レッドファルクス(T・ベリー騎手)
「馬場を気にしていたよ。直線に入ってもワンペースな脚だった」

10着 リヴェレンテ(宮崎騎手)
「終いは脚を使っています。展開次第になりますね」

11着 ニンジャ(義騎手)
「外枠だったので、馬の後ろに入れられなくて。脚がたまらなかったですよ。ムラはありますが、力を出せれば巻き返せます」

13着 ニシノラッシュ(田辺騎手)
「この馬らしくなかったですね。いつもなら気分良く好位置て運べるのに、もたもたしました。直線も伸びませんでしたね。こんな馬場こなせるかと思ったのですが」

14着 ダノンプログラマー(石川騎手)
「テンからノメっていました。こんな馬場では持ち味が生きません」

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ロサギガンティア
(牡4、美浦・藤沢和厩舎)
父:フジキセキ
母:ターフローズ
母父:Big Shuffle
通算成績:16戦4勝
重賞勝利:
14年スプリングS(G2)

ロサギガンティア

ロサギガンティア

ロサギガンティア


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