【POG】クラシックへ好スタート リオンディーズが豪快V…京都新馬

11月22日(日)、5回京都6日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・リオンディーズ(牡2、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:02.2(良)。

2着には1馬身半差で4番人気・ピースマインド(牡2、栗東・宮厩舎)、3着には3馬身差で2番人気・アドマイヤダイオウ(牡2、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。

スタート良く飛び出したピースマインドに抑えきれない勢いでグッドスカイが並びかけて2頭がレースを先導。ミガット、トウカイエクレール、イフリートが続き、その後ろにエピファネイアの弟リオンディーズだが、兄同様、やや行きたがる仕草を見せる。フォイヤーヴェルクはその直後の外、アドマイヤダイオウは先行集団の一番後ろをじっくりと追走する。
向こう正面で単騎先頭となったグッドスカイにピースマインドが並びかけて直線へ。そのまま抜け出しを図るが、外から勢いが付いたリオンディーズが一気に前を捕らえてあとは独擅場。ピースマインドが懸命に粘るも、脚色の違いは歴然で最後は岩田騎手が抑える余裕を見せて新馬勝ちを果たした。

勝ったリオンディーズは母が日米のオークスを制したシーザリオ。兄にジャパンC、菊花賞を勝ったエピファネイアがいる超良血で、クラブでの募集価格は1億2000万円。黒光りする500キロの馬体は母、兄を彷彿させるもので、クラシック戦線での活躍が期待される。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「シェイクスピア『冬物語』に登場する王の名。父名、母名より連想」。

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リオンディーズ
(牡2、栗東・角居厩舎)
父:キングカメハメハ
母:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク

リオンディーズ

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