サンライズメジャーが叩き合いを制す!…キャピタルS

11月28日(土)、5回東京8日目11RでキャピタルS(芝1600m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の7番人気・サンライズメジャー(牡6、栗東・浜田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.2(良)。

2着にはハナ差で4番人気・ワールドエース(牡6、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・グランシルク(牡3、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミッキーオリビエ(牡3、栗東・音無厩舎)は6着に敗れた。

好スタートを切ったフレイムヘイローがハナに立つのかと思いきや内から押して上がってきたゼロスがハナを主張する。そのあとを4連勝と勢いのあるミッキーオリビエ、外をヤングマンパワー、内をサンライズメジャーが追う形となった。3コーナーを回ったところで各馬先頭を目指し追い出しにかかると、直線に入りゼロスの離れた外からミッキーオリビエが交わして早々と先頭に立つ。しかし、その内からサンライズメジャーが脚を伸ばしてこれを交わし、さらに内からワールドエースも強襲し、残り50mから2頭の叩き合いに。並んでゴールし、写真判定の結果ハナ差でサンライズメジャーが制した。

勝ったサンライズメジャーはマイルCSを秋の大目標に掲げてきたが、賞金を加算できずにあえなく除外。今回はそのうっぷんを晴らした形となり、今後はさらに大きな舞台制覇を目指す。
馬主は松岡隆雄氏、生産者は日高町の下河辺牧場。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

1着 サンライズメジャー(柴山騎手)
「初めて乗りましたが、先生からはあまり下げずに出たなりで競馬をしてほしいと言われていました。ゲートを出て、スッとハナの後ろのポジションを取れました。直線では前があくのかな、と思っていましたが、あき過ぎるくらいにあいてくれました。抜け出してからソラを使うところもありましたが、後ろから馬がくるとまた反応してくれました。強い馬ですよ」

2着 ワールドエース(ボウマン騎手)
「ゲート自体は出ましたが、少しジャンプする格好になりました。その後は行きっぷりが良かったですよ。出していってもかからないので出していきましたが、スムーズに運べました。エンジンがかかるまで時間がかかりますが、今日はかかったところで前に蓋をされてしまい、一瞬ロスがありました。最後は勝ち馬と馬体が接触するロスもあって、差が差なだけにもったいなかったですけど、よく頑張ってくれたと思います」

3着 グランシルク(戸田調教師)
「向正面で少し不利を受けたり、道中で少しハミを噛んだりということもありますが、どうしても最後が甘くなってしまいますね。精神的に大人になってきていますが、馬群でも脚を溜められるようになると更に良いですね。まだ3歳ですし、これから良くなると思います」

4着 コスモソーンパーク(柴田大騎手)
「年齢的な衰えはありませんね。今日のように軟らかい馬場だったり、斤量56だったりといろんなことが噛み合えばやれますよ。内容は悪くありませんでした」

5着 ダノンメジャー(蛯名騎手)
「上手く運べましたが、最後は思っていたほど切れずに、ジリジリという感じでした。よく伸びてはいるんですけどね」

6着 ミッキーオリビエ(浜中騎手)
「初めてのオープン戦でそれほど差もありませんでしたし、よく頑張っていますよ。前走もそうでしたが、道中で少し行きたがるところがあります。血統的な特徴が出てきたのかもしれませんね」

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サンライズメジャー
(牡6、栗東・浜田厩舎)
父:ダイワメジャー
母:ティファニータッチ
母父:Deputy Minister
通算成績:23戦7勝

サンライズメジャー

サンライズメジャー

サンライズメジャー

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