【ステイヤーズS】軽快にラスト12秒9アルバート「力は通用する」

2日、土曜中山11レース・ステイヤーズS(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、比叡S1着のアルバート(牡4、美浦・堀厩舎)は、R.ムーア騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.7-38.6-12.9秒をマークした。

【橋本助手のコメント】
「前走は強い内容だったと思います。馬場が渋ると良くないかと思っていましたが、関係ありませんでしたし力を付けていますね。長めの距離に適性があったということだと思います。前走の前も緩い調教内容でしたが、今回もレース間隔が詰まっていて強い調教はいりませんでしたし感触を確かめてもらう程度でした。前走から平行線ですが、状態は良いですよ。連勝する以前と比べて大きく変わった感じはしませんが、ここでも力は通用すると思っています」

アルバート


前走、新潟記念14着のネオブラックダイヤ(牡7、美浦・鹿戸雄厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.3-54.9-41.1-13.8秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「前走は道悪が応えましたし、レースの流れも向きませんでした。この中間は、ノーザンファーム天栄に放牧に出して、ここを目標に調整してきてもらいました。水曜の追い切りは長めからやって馬は出来ていますし、仕上がりは問題ありません。気分屋のところがありますが、気分が向けば春の天皇賞でも頑張ったように楽しみはあります。秋山騎手も何度か乗ってこの馬のことを分かっていますし、中山実績もあるので力を出せればチャンスはあると思っています」

ネオブラックダイヤ


前走、ノベンバーS3着のカムフィー(牡6、美浦・池上和厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.0-53.4-39.4-13.8秒をマークした。

【池上昌和調教師のコメント】
「今年のダイヤモンドSで3着にきているように、重賞でも通用する力はありますし相手なりに走れるタイプですからね。先週、今週とウッドで良い動きを見せていますし、好調をキープ出来ています。折り合って運べれば終いは確実に脚を使えますし、道中に上手くガマン出来ればと思っています」