トピックスTopics
【阪神JF】1週前 キャンディ矢作師「それほど抜けた馬もいない」
2015/12/4(金)
2日、阪神JF(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。●前走、ファンタジーS1着のキャンディバローズ(牝2、栗東・矢作厩舎)は、助手を背に坂路で2歳500万のプリンシパルスターと併せ馬。0.7秒追走したこともあり、前を捕らえるには至らなかったが、ビッシリと負荷をかけられて4F53.8-39.3-25.7-13.2秒をマーク。1週前とすれば申し分ない攻めを消化した。
矢作芳人調教師も「遅れはしたけど、調教はあんなものかな。短距離志向が強い母系で1600mという距離は気になるが、前走は上手な競馬をしてくれたからね。それに今年のメンバーを見ると、それほど抜けた馬もいないようだから」と3年ぶりのG1獲りへ意欲を見せる。
●前走、ファンタジーS2着のメジェルダ(牝2、栗東・昆厩舎)は、助手が騎乗して坂路へ入り、単走で終い一杯に追われて4F51.6-38.1-25.7-13.6秒の好タイムを計時。終いはやや時計を要したが、道中の行きっぷりの良さが目を引いた。
「坂路でしっかりと追いました。上がりはかかったが、1週前はしっかり負荷をかけようと思ってたからね。マイルを克服できるように、Cウッドで長めの距離を乗るようにして体力強化に努めています」と昆貢調教師。スンナリと運んだ時の渋太さは前2走を見ての通り。マイルでどのような粘りを見せるか注目される。
坂路で好時計をマークしたメジェルダ
●前走、ファンタジーS6着のメイショウスイヅキ(牝2、栗東・本田厩舎)は、CWコースでの単走追い。鞍上の池添謙一騎手がゴーサインを出すと、すぐさま反応して直線は一気の伸び。6F81.3-64.6-50.3-37.1-12.9秒をマークした。
2週続けて攻めに跨がった池添騎手は「2週連続で乗せてもらっていますが、反応が速いですね。最後もしっかりと伸びてくれました。レースを見ているとハミに敏感で頭を上げようとする癖がある。しっかり折り合って進めることが大事になりますね」とコメント。レースではテン乗りとなるが、JCジョッキーはパートナーの特徴も十分把握しており、再びここ一番での勝負強さを見せ付けるか。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/12/11(木) 手の内に入れている馬たちと頑張ります【柴田大知コラム】
- 2025/12/11(木) 【阪神JF】重賞最強データ!名馬を生む黄金ローテで挑むニューヒロイン候補!
- 2025/12/11(木) 【中日新聞杯】重賞最強データ!抜群の安定感を誇る名伯楽が送り込む刺客
- 2025/12/10(水) 【阪神JF】在厩で状態良好のヒズマスターピース、大舞台で大仕事を狙う!
- 2025/12/10(水) 【阪神JF】一戦ごとに成長を見せるショウナンカリス、更なる飛躍へ!
- 2025/12/10(水) 【中日新聞杯】良血馬シンハナーダ、着実な成長を示し重賞へ挑む!
- 2025/12/7(日) 【チャンピオンズC】10年ぶりに牝馬チャンピオン!ダブルハートボンドがG1初制覇!
- 2025/12/8(月) 【2歳馬情報】偉大な母の魂を受け継ぐ。ジェンティルドンナの娘など良血馬がデビュー!





