【POG】ゴール前強襲!キタサンガンバがV…中山新馬

12月5日(土)、5回中山1日目5Rで歳新馬(芝1200m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・キタサンガンバ(牡2、美浦・小笠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.4(良)。

2着にはハナ差で4番人気・ワンダフルボーラー(牡2、美浦・堀井厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・グリニッチヴィレジ(牝2、美浦・岩戸厩舎)が続いて入線した。

スタートからハナを主張したのはオレノカッチーで、そのあとをモリガンドール、ワンダフルボーラー、ストロングハピネス、ゲンエイ、カタスミら前は塊でレースを進める。人気のキタサンガンバは後方に位置し、脚を溜める形となった。3コーナーに差し掛かると各馬スピードを上げ直線へ。
先頭を走るオレノカッチーをワンダフルボーラーとグリニッチヴィレッジが馬なりのまま並んでこれを交わし、ワンダフルボーラーがさらに加速し単独先頭におどり出る。そのままゴールするのかと思いきや、ゴール寸前でキタサンガンバが強襲。写真判定の結果、キタサンガンバがハナ差制し勝利した。

勝ったキタサンガンバは歌手の北島三郎氏が社長を勤める大野商事の所有馬で、これが好調キンシャサノキセキ産駒18頭目の勝ち上がりとなった。レース直前で、北村宏司騎手から横山典弘騎手に乗り替わりというアクシデントもあったが、それをものともしない末脚を披露してくれた。
馬主は有限会社大野商事、生産者は日高町の株式会社RUMIファーム。馬名の意味由来は「冠名+ガンバ」。

1着 キタサンガンバ(小笠倫弘調教師)
「稽古でも動いていましたし、初戦から走れると見ていました。この条件向きのスピードがあります。狭いところに入り、これは苦しいと思いましたが、よく差し切ってくれましたね。次走は状態次第になりますが、昇級後も楽しみにしています」

2着 ワンダフルボーラー(戸崎騎手)
「センスがいいですよ。現状ではこの距離が合っています」

4着 プエルトプリンセサ(三浦騎手)
「調教では前向きすぎる感じがあったけど、しっかり脚を使えた。次につながる内容だったよ。小さい馬なので、もっとふっくらしてくれれば」

6着 ゲンエイ(木幡広騎手)
「ちっちゃいけど、一所懸命に走ってくれた。平坦コースがいいかもしれないが、よく伸びているよ」

7着 オレノカッチー(田中勝騎手)
「いいスピードを見せたけど、物見をしていた。外へ逃げたよ」

11着 ヴァルール(井上騎手)
「ゲートで一歩目が遅れたのが痛かったですね。外へ張り気味でした」

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キタサンガンバ
(牡2、美浦・小笠厩舎)
父:キンシャサノキセキ
母:ケイアイカミノアシ
母父:ブライアンズタイム

キタサンガンバ

キタサンガンバ

キタサンガンバ

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