良血馬ガリバルディが危なげない競馬で3連勝を飾る…逆瀬川S

12月5日(土)、5回阪神1日目11Rで逆瀬川S(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・ガリバルディ(牡4、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.0(良)。

2着には2馬身差で3番人気・ブラックムーン(牡3、栗東・西浦厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・イリュミナンス(牝5、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。

リヤンドファミユがゲートを嫌がるも、目立った影響は無く、ほぼ揃ったスタートをきった9頭。好スタートのイリュミナンスが単独先頭に立ち、タイセイアプローズが2番手、少し離れたところにブラックムーン、ムーンクレストが追う形となった。3コーナー手前に差し掛かると、後方各馬がペースを上げ、イリュミナンスを飲み込み、今度はタイセイアプローズが先頭に立ち、9頭固まって直線へ。
逃げるタイセイアプローズを外からムーンクレストが交わしにかかる。が、その間からガリバルディがグングン伸びて突き抜ける。そこにブラックムーン、イリュミナンスがこれに迫るも届かず。ガリバルディが悠々とゴールした。

勝ったガリバルディは重賞勝ち馬マルカシェンク、ザレマの弟という良血で当然周囲から将来を嘱望されていたが、思うように成績が伸びずにいた。しかし、今年の2月に3勝目を挙げると、休養を挟んで連勝。そして本舞台に臨み、3連勝と波に乗ってきた。兄姉同様に重賞ウィナーになれるか注目である。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「『イタリア統一の三傑』の一人」。

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ガリバルディ
(牡4、栗東・藤原英厩舎)
父:ディープインパクト
母:シェンク
母父:Zafonic
通算成績:12戦5勝

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