【チャンピオンズC】強豪牡馬を一蹴!サンビスタが史上初の牝馬V!

12月6日(日)、4回中京2日目11Rで第16回チャンピオンズC(G1)(ダ1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の12番人気・サンビスタ(牝6、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.4(良)。

2着には1馬身半差で3番人気・ノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・サウンドトゥルー(セ5、美浦・高木登厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたコパノリッキー(牡5、栗東・村山厩舎)は7着に敗れた。

注目の先手争いはコパノリッキー、クリノスターオー、香港のガンピットも絡んで3頭が1コーナーへ。コーナーワークでコパノリッキーがハナを切り、クリノスターオー、ニホンピロアワーズ、ガンピットと続き、コーリンベリーは控えて5番手。その後ろにサンビスタとホッコータルマエが構える。前の集団が大きくなり、ノンコノユメは後方2番手、サウンドトゥルーが最後方で直線に懸ける。
コパノリッキーが先頭で直線に入ると直後にホッコータルマエ、2頭の叩き合いに、今日は内を突いたノンコノユメがラチ沿いを一気に伸びて接近。そこにサンビスタが一気に前を交わして先頭。ノンコノユメらの追撃を振り切って、レース史上初となる牝馬の優勝を決めた。
際どくなった3着争いは、4コーナーで外を選択したサウンドトゥルーがロワジャルダン、ホッコータルマエを捕らえてノンコノユメに続いた。

勝ったサンビスタは牝馬の交流重賞路線を席巻している砂の女王で、牡馬相手の重賞は初勝利。クラブの規定では2月末で引退、繁殖入りとなる運びだったが、昨年のこのレースで0秒4差の4着、フェブラリーSでも同じく0秒4差と健闘して現役を続行。その期待に応え、今年はM.デムーロ騎手の巧みなコース取りで見事、強豪牡馬を相手に大金星を挙げた。

馬主は株式会社ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、生産者は新ひだか町のグランド牧場。馬名の意味由来は「サンバを愛してやまない人。父名、母名より連想」。

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サンビスタ
(牝6、栗東・角居厩舎)
父:スズカマンボ
母:ホワイトカーニバル
母父:ミシル
通算成績:28戦11勝
重賞勝利:
15年チャンピオンズC(G1)
14年JBCレディスクラシック(Jpn1)
15年レディスプレリュード(Jpn2)
15年マリーンC(Jpn3)
15年TCK女王盃(Jpn3)
14年ブリーダーズGC(Jpn3)

サンビスタ

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