しぶとく伸びたニットウスバルが1番人気に応え連勝…アクアラインS

12月6日(日)、5回中山2日目11RでアクアラインS(ダ1200m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ニットウスバル(牡3、美浦・高橋文厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.8(良)。

2着にはクビ差で10番人気・モンテネオ(牡5、美浦・小島茂厩舎)、3着には1馬身3/4差で3番人気・キタサンミカヅキ(牡5、美浦・古賀史厩舎)が続いて入線した。

ヘアーオブザドッグが出遅れたが他はまずまずのスタート。 シャトルアップが芝部分で先頭に立つが、内からアピアが交わしてハナを切る。 その後ろ、キタサンミカヅキは今日は3番手からレースを進める。 差がなくインディーズゲーム、シュトラール、ヴィクタシア、トーセンラーク、マックスガイもこの集団。 ニットウスバルは後方5番手、モンテネオはその更に後ろとなる後方2番手からレースを進めていく。
4コーナーに入ると後方集団が外から差を詰め馬群は一塊となり直線に。 アピアが粘りこみを図るが馬群の真ん中からニットウスバルが脚を伸ばす。 内からはキタサンミカヅキが併せるように追い上げてこの2頭が抜け出そうとするところに、大外からモンテネオが追い込んで残り100メートル。 一気に交わしきったかという手応えだったが、内のニットウスバルがしぶとく伸びてクビ差しのぎ切った。

勝ったニットウスバルの半兄は先週の東京競馬に出走し快勝したニットウビクトリー。、弟も兄の勢いに乗って連勝でオープン入りを果たした。
馬主は有限会社日東牧場、生産者は浦河町の日東牧場。馬名の意味由来は「冠名+昴」。

1着 ニットウスバル(戸崎騎手)
「直線で外から被せられ、厳しい競馬でした。でも、そこからもうひと伸びできるのですから、大したものです。競馬が上手ですし、順調に力を付けている。今後も楽しみです」

2着 モンテネオ(柴田善騎手)
「軽ハンデや展開に恵まれたとは思うが、いい脚を使えた。これまでと違った競馬で結果が出たんだから、この先も明るいよ」

3着 キタサンミカヅキ(武士沢騎手)
「まだゲートに安定感はありませんが、いいスタート。最後までしっかり走っています。この条件は走りますよ

4着 エンドレスノット(勝浦騎手)
「1200mにも対応。以前との比較はできないけど、内容は上々だった」

5着 イーグルカザン(柴田大騎手)
「早めにハミを取り、行く気になりました。ため殺したくなく、馬なりで動いたんです。でも、外を回されましたね。馬は良くなっていますよ。気持ちの入り方が違います」

6着 パイメイメイ(丸山騎手)
「もっとやれましたよ。4コーナーでうまくさばけなかった」

7着 アピア(T・ベリー騎手)
「直線に入っても余力はたっぷりあった。ぐんと伸びると思ったのに。呼吸が気になった。ノドに弱いところがあるのかもしれない」

アクアラインSの結果・払戻金はコチラ⇒

ニットウスバル
(牡3、美浦・高橋文厩舎)
父:フォーティナイナーズサン
母:エイシンサーメット
母父:エイシンサンディ
通算成績:8戦4勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。