【POG】今年最後の新馬Vはディープ産駒ジークカイザー!…阪神新馬

12月27日(日)、5回阪神8日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、武幸四郎騎手騎乗の3番人気・ジークカイザー(牡2、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.8(良)。

2着にはクビ差で9番人気・コスモスコルピウス(牡2、栗東・清水久厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ナムラヘイハチロー(牡2、栗東・中村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたロードプレミアム(牡2、栗東・池江寿厩舎)は4着に敗れた。

好ダッシュを決めたコスモスコルピウスがそのままハナを奪い、アスカタイシが2番手。その後ろはひと塊でタガノビリオネア、ナムラヘイハチロー、フォリクラッセ、エイシンビジョン、ジークカイザーらも差がなく続く。ロードプレミアムは集団の後方で前を見ながらジックリと脚を溜め、向こう正面で抑え切れず先頭に立ったタガノマドラーが後続を離す形で馬群は縦長となる。
4コーナーに差し掛かるとタガノマドラーのリードもなくなり、コスモスコルピウスが先頭で直線を向くと、タガノビリオネア、ナムラヘイハチロー、ジークカイザー、道中後ろにいたロードプレミアムも一気に進出して前に襲いかかる。ゴール前は5頭の混戦となり、クビ差突き抜けたジークカイザーが今年最後の新馬戦を勝ち上がった。

勝ったジークカイザーの母ヒルダズパッションは米G1バレリーナSなど重賞5勝を挙げた活躍馬。中間の攻め馬でも機敏な瞬発力を見せていたが、実戦でもその末脚を生かして混戦を捌いて見せた。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「勝利(独)+皇帝(独)。勝利を積み重ねて皇帝の座についてほしい」。

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ジークカイザー
(牡2、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:ヒルダズパッション
母父:Canadian Frontier

ジークカイザー

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