【中山金杯】充実の4歳馬ヤマカツエースが重賞2連勝!

1月5日(火)、1回中山1日目11Rで第65回中山金杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の3番人気・ヤマカツエース(牡4、栗東・池添兼厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.2(良)。

2着には3/4馬身差で5番人気・マイネルフロスト(牡5、美浦・高木登厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・フルーキー(牡6、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

人気の一角だったベルーフが馬場入場の際に放馬して競走除外となり、13頭でレースがスタート。ゲートが開いてスピリッツミノルがハナをうかがうも、積極的には行こうとせず、マイネルフロストが主導権を取って向こう正面へ。5馬身ほど開いてスピリッツミノルが2番手、以下ステラウインド、ネオリアリズム、ヤマカツエース、ブライトエンブレムとゼッケン順に追走。1番人気のフルーキーは後方5番手、ライズトゥフェイムはその直後に付け、馬群は縦長となってレースが進む。
逃げたマイネルフロストが3馬身ほどリードを取って直線に入ると、ステラウインド、ヤマカツエースがそれを追い、ラスト50mでマイネルフロストを交わしたヤマカツエースが福島記念に続く重賞2連勝。フルーキーは直線鋭く脚を伸ばしたが、3着までが精一杯だった。

勝ったヤマカツエースは2歳時よりオープンで活躍し、昨年4月のニュージーランドTで重賞初制覇。NHKマイルCは13着と敗れたが、古馬を相手に距離を延ばした函館記念、札幌記念で3、4着と好走すると福島記念で重賞2勝目。今回2000mの重賞を連勝し、古馬中距離戦線に楽しみな駒が加わった。
また、騎乗した池添謙一騎手は、昨年の京都金杯をウインフルブルームで勝っており、こちらは2年連続で『金杯』を制した。

馬主は山田和夫氏、生産者は新ひだか町の岡田牧場。馬名の意味由来は「冠名+第一人者、最高、最高の存在」。

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ヤマカツエース
(牡4、栗東・池添兼厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ヤマカツマリリン
母父:グラスワンダー
通算成績:15戦5勝
重賞勝利:
16年中山金杯(G3)
15年ニュージーランドT(G2)
15年福島記念(G3)

ヤマカツエース

ヤマカツエース

ヤマカツエース

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