【フェアリーS】力付けたラブリー「能力はヒケを取らない」

7日、月曜中山11レース・フェアリーS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、未勝利戦1着のラブリーアモン(牝3、美浦・谷原厩舎)は、武士沢友治騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.0-40.5-13.4秒をマークした。

【谷原義明調教師のコメント】
「以前は馬を怖がるところがありましたが、武士沢騎手が競馬を教えながら乗ってくれたおかげでだいぶ慣れて力を出せるようになってきました。今週はジョッキーが乗って併せ馬をしました。あまり強い稽古が必要なタイプでもありませんし、これでちょうど良くなると思います。中山マイルを使ったときは、スタートで挟まれて外を回る形になりながらも3着まできてくれました。前走で負かした相手も力のある馬でしたし、能力はここでもヒケを取らないと思っています」

ラブリーアモン

武士沢騎手を背にパワフルな走りを見せたラブリーアモン(手前)



前走、未勝利戦1着のルミナスティアラ(牝3、美浦・奥村武厩舎)は、内田博幸騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.2-39.1-14.3秒をマークした。

【奥村武調教師のコメント】
「体の細い馬なので、前走後は放牧に出してゆっくりさせました。間隔をあけたことでだいぶ成長してきましたし、帰厩後も良い感じで調整を進めてきています。前向きな気持ちがありますが、カーッとし過ぎることもなく落ち着きもあって良い雰囲気です。前進気勢が見られるので、マイルも合うのではないかと思っています」

ルミナスティアラ

インを軽快に駆け抜けるルミナスティアラ



前走、新馬戦1着のコパノマリーン(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.6-39.0-13.4秒をマークした。

【斎藤誠調教師のコメント】
「現状で気持ちの面も含めて仕上がっている感じなので、今日は半マイルからサッとやりました。前走の勝ち時計はそれほど目立つものではありませんでしたが、この馬の動き自体はここでも通用していいと思っていますし、楽しみは大きいですよ」

コパノマリーン


前走、赤松賞3着のビービーバーレル(牝3、美浦・中舘厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.4-55.1-40.0-12.6秒をマークした。

【中舘英二調教師のコメント】
「年末にしっかりやっていますし、今日は直線だけシュッとやりました。これまではレースで運のないケースが見られましたが、それでも体調を崩すこともなく競馬を使うごとに良くなってきています。攻め馬で右回りもこなしていますし、中山も大丈夫だと思います。前に行っても頑張れることは分かりましたし注文の付かないタイプなので、スムーズな競馬が出来ればと思っています」