【日経新春杯】ラスト1F11.7秒!鋭く伸びたレーヴミストラル

14日、日曜京都11レース・日経新春杯(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。前走、金鯱賞8着のレーヴミストラル(牡4、栗東・松田博厩舎)は、川田将雅騎手を背に単走でCWコースへ。ゆったりした入りから、直線で一杯に伸ばすマツパク流の調整で、7F87.7-71.1-55.4-40.6-11.7秒をマークした。

松田博資調教師は「予定通りだよ。テンにあれだけゆっくり入れば、おしまいも伸びるさ。でも、この馬なりに成長を感じるぞ」と軽やかな脚捌きにご満悦。「このデキで結果が出ないようなら、京都コースが合わないってこと」と自信たっぷりに話す。

兄姉が全てがオープン馬。弟のレーヴァテインも5日の新馬戦を快勝と、走る一族でありながら、故障がつきまとい、古馬になってオープンでの連対どころか、レース自体に出走もままならないガラスの脚を持つ血統。そうしたこともあり、兄姉5頭を管理してきたトレーナーも細心の注意を払って調整し、いよいよ古馬となって初のレースに挑む。ガラスの一族に古馬重賞の勲章をもたらすことが出来るか、注目の一戦となる。