ケルフロイデ持ち味の渋太さで2着確保「成長を感じる内容だった」

●1月17日(日) 1回中山6日目11R 第56回京成杯(G3)(芝2000m)

2着 ケルフロイデ(石橋脩騎手)
「ハナへいってもいいと思っていましたが、開いた好位のスペースでうまく運べました。3コーナーでは自分で動けるところを探し、直線もよく伸びています。以前に乗ったときより反応が良くなっていましたし、力を付けていますよ。成長を感じる内容でした」

(加藤征弘調教師)
「賞金を加算できて良かったです。切れるタイプじゃなく長くいい脚を使いますからね。もう少し早く前を追い掛けてくれ、と思いながらレースを見ていましたが、2着に入れて良かったです。少しずつ成長も見せていますから、今後が楽しみです。来週(AJCCのライズトゥフェイム)も楽しみですよ」

3着 メートルダール(戸崎騎手)
「いい脚を使いましたよ。馬も良くなっていますし、この先が楽しみです」

4着 アドマイヤモラール(田辺騎手)
「決め手ではかなわないとの思いもあり、道中はいい感じ。ただ、もう少し早く後続を突き放したかったですね。パワーが付き、馬は良くなっていますよ」

5着 ウムブルフ(F・ベリー騎手)
「精神的にピリピリしがちな現状。そのコントロールが課題ですね。前半はなだめながら進めましたが、やはり燃え上がっていましたね。そのあたりが改善されたら、重賞でも通用する器ですよ」

6着 ユウチェンジ(蛯名騎手)
「馬の感じは良かった。いい競馬もできている。この経験も次につながると思うよ」

7着 プランスシャルマン(柴山騎手)
「スタートで挟まれました。もう少し前で競馬をしたかったですよ」

8着 ナムラシングン(内田博騎手)
「前回のように普通にゲートを出すと、行ってしまう恐れがあった。ふわっとスタートさせたんだ。折り合いは付いたよ。でも、思った以上に位置取りが後ろに。コーナーで外にもたれたしね。まだ緩く、晩生に思えるし、競馬を覚えてくるのはこれから。力量的にはやれる馬だよ」

10着 マイネルラフレシア(柴田大騎手)
「スタートでバランスを崩しました。位置取りが後ろすぎましたね。それにしても、反応が鈍くて。調教の良さを生かせませんでした」

13着 ダイチラディウス(石川騎手)
「もたれる面は見せなかったのですが、重賞となれば流れが違います。追走に手一杯でした」

京成杯

2週連続重賞Vはならずも、鞍上の好騎乗が光った2着ケルフロイデ


京成杯

3着メートルダールは賞金確保までクビ差届かず


京成杯

1番人気ウムブルフは5着。気性面の成長が課題だ


京成杯

マイネルラフレシアはいいところなく10着に沈んだ