【東京新聞杯】デキ上昇アルマワイオリ「あとは当日の精神面」

3日、日曜東京11レース・東京新聞杯(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、阪神C7着のアルマワイオリ(牡4、栗東・西浦厩舎)は、国分優作騎手(レースでは勝浦正樹騎手が騎乗予定)を背にCWコースで終い一杯に追われ、6F86.1-69.1-53.6-39.4-12.7秒を計測。

管理する西浦勝一調教師は「先週の坂路で51秒台で動いてくれてるからね。状態も上がってきているし、けさはコースでサッとやっただけ。このぐらいでいいよ。あとは当日の精神面かな。どれだけ落ち着いて走ってくれるか」と当日のテンションを課題に挙げる。朝日杯FSでは、このレースでも有力馬に挙げられるダノンプラチナに3/4馬身差まで迫った実力馬。復活をアピールしたいところだ。


前走、阪神C11着のタガノブルグ(牡5、栗東・鮫島厩舎)は、助手が跨がり、坂路での単走追い。ラストまでビッシリと負荷をかけられて4F53.0-38.7-25.3-12.7秒をマークした。

「けさは坂路でビシッと。これで態勢は整ってきたと思いますよ。前走のプラス体重はいい傾向。数字どおりに馬力がついてきた感じがしますから。最近は結果はもうひとつですが、おしまいはいつも伸びているんです。流れが速くなって展開が向いてくれないかな」と折間調教助手。左回りでの好走も多い馬だけに、軽視は禁物かもしれない。