【きさらぎ賞】決め手に一層磨きがかかったサトノダイヤモンド

3日、きさらぎ賞(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。デビューから2連勝で、ともに追われてから圧倒的な瞬発力を見せて後続を封じ込んだサトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)は、C.ルメール騎手を背に3歳未勝利のゴールドラッシュとCWコースで併せ馬を敢行。パートナーを3馬身ほど追走し、徐々にピッチを上げて鞍上がゴーサインを出すとレース同様にグイッと加速。ゴールでは2馬身先着して、6F87.4-69.7-54.4-40.4-12.3秒をマークした。

この動きには鞍上も「良かったね。ずっとリラックスして走れていたし、とてもいい感じでした。新馬戦の追い切りでは、少しエンジンがかかるのに時間がかかりましたが、今はすぐに反応できるようになってきました。ステップ・バイ・ステップで。まずはG3、そしてG1へいきたい。楽しみですよ」とニッコリ。確かな感触を掴んでいる。

『5億円対決』と話題になったロイカバードと新馬戦以来の再戦。ライバルも2連勝を果たし、重賞で再び豪華な対決が見られることになった。初戦の2馬身半差がどこまで詰まるか、いや、どれだけ広がったのか? まさに注目の第2ラウンドを迎える。

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンド

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