ダッシングブレイズでまたも落馬の浜中は病院に搬送 5万円の過怠金

●2月7日(日) 1回東京4日目11R 第66回 東京新聞杯(G3)(芝1600m)

1番人気に推されたダッシングブレイズ(牡4、栗東・吉村厩舎)は最後の直線で競走を中止した。鞍上の浜中俊騎手に導かれ、道中はインに潜り込み、直線でも最内の僅かなスペースをつこうとしたものの、内柵に接触。そのまま馬がバランスを崩して落馬。ジョッキーはラチにぶつかり、コースの内側に投げ出された。

重賞レースでの落馬事故ということもあり、検量室付近はものものしいムードに包まれたが、医務室に運ばれた浜中騎手は周囲の受け答えには応えられる様子。しかし、精密検査を受けるため、府中市内の病院に搬送。検査の結果は今晩、判明する見込みだ。 この事象について、浜中騎手は最後の直線コースで、先行馬を追い抜こうとした際に内柵に接触し、騎手がバランスをくずして落馬、競走を中止したため、5万円の過怠金が課されている。

浜中騎手は1月24日(日)の中京1R(ダート1800m)でも、4角で最内から大きく外に逸走して外ラチに激突。芝コースに投げ出されるアクシデントがあったばかり。 当時は左上腕部打撲傷と大事に至らず、翌水曜日の川崎記念にも騎乗していたが、またしても落馬事故に見舞われた。

なお、ダッシングブレイズは馬群の後続に続くように、そのままコースを走り抜けたが、捕まり、異状なしと診断されている。