【POG】直線内をついて脚を伸ばしたビッシュが快勝!…東京新馬

2月21日(日)、1回東京8日目5Rで3歳新馬(芝1800m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の5番人気・ビッシュ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.7(重)。

5馬身差で9番人気・エイシンシラユキ(牝3、栗東・奥村豊厩舎)と2番人気・ムーンクエイク(牡3、美浦・藤沢和厩舎)が2着同着となった。
1番人気に支持されたルックトゥワイス(牡3、栗東・藤原英厩舎)は6着に敗れた。

内からヒラボクマドンナが行き脚ついて先頭に立つが、エイシンシラユキとムーンクエイクも先行して向正面に入る。直後にミツカネペガサスがつけて、それを見る形でヴァーシカラーとミスターギブソンが並んで追走。その後ろは少し差が開いてサトノジャスティス、ビッシュは8番手からレースを進めていく。
直線に入ると馬群はばらけ、内外に分かれての追い比べ。4コーナーから早々に進路を外に取っていたムーンクエイクが単独先頭に立つが、中ではエイシンシラユキもしぶとく脚を使って粘る。2頭の間からミスターギブソンが脚を伸ばしてくるが、最内に入ったビッシュがこれに並ぶと、一気にに突き放して先頭に立つ。ビッシュはリードをどんどん広げ、大接戦となった2着争いを尻目に悠々とゴールを駆け抜けた。

勝ったビッシュの母バランセラは、アメリカ、カナダのG1で3度の2着がある実力馬で、13年のセレクトセールにて7980万円で取引された。全姉2頭もJRAでデビューしており、その1頭スペクトロライトはダートで2勝を挙げている。姉妹3頭はみなディープインパクト産駒ながら、芝のレースで3着以内に入ったのはこの馬が初めて。また、騎乗した横山典弘騎手はこれがJRA通算2600勝目となった。
馬主は窪田康志氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「牝鹿(仏)」。

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ビッシュ
(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)
父:ディープインパクト
母:バランセラ
母父:Acatenango

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