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モーニンわずか7戦目で登りつめた頂点 石坂師「力があると再認識した」
2016/2/21(日)
●2月21日(日) 1回東京8日目11R 第33回フェブラリーS(G1)(ダ1600m)1:34.0というレコードタイムを残し、初のG1挑戦で勝利をおさめたモーニン(牡4、栗東・石坂厩舎)。デビューは昨年5月、そこから1年と経たない内にダート界の頂点まで登りつめた。
「G1はいつも勝ちたい。今年最初のG1に勝ててとてもうれしい」と笑顔のM.デムーロ騎手。昨年、何度もこのジョッキーのインタビューを見てきたものだ。「きょうの調子はすごく良かった。先生から『出していけばスピードに乗れる。賢い馬だよ』って聞いていた。そのとおりだったね。先頭に立ったら物見をして、『ノンコノユメが来る』と心配したけど、余裕を持って勝てたよ」と話す。「まだ良くなるしどんな競馬もできる。乗りやすいし、クレバー。1400m、1600mがベストで、それ以上に延びたらわからないけど、どんな走りをするか見てみたい」と、まだまだ若い4歳馬への期待は膨らんでいくばかりだ。
「思ったより後ろの位置になりましたが、長手綱で折り合っていましたので、大丈夫だと見ましたよ。これまでのイメージと違いラスト1ハロンですばらしい瞬発力。新しい面を見せましたね。力があると再認識しました。ほんと良かったです」と、管理する石坂正調教師も愛馬の想像以上の実力を改めて評価した。
師にとっては期待の大きい馬であったが、キャリア7戦でのG1制覇。過去に管理したダート王の名も引き合いに出てくる。「2歳の春に出会ったときから、能力を見込んでいました。ただ大型で緩く、良くなるのに時間がかかるだろうと想像しましたね。それが、とんとん拍子に出世。すごい馬です。現時点で頂点に立てましたが、ヴァーミリアンと個性が異なり、スピードを兼備しています。もともと短いところがいいと思っていましたが、距離もこなせそうですね。選択肢が広がったとはいえ、目指す舞台は少ないことですし、今後のローテーションはよく考え、決めたいと思います」と今後は距離延長も視野に入ってくる。



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